一　仰(あお)ぎ見る中空(なかぞら)高くそそり立ち
　　久遠(くおん)の雪をいただける
　　霊峰太平鳥海山
　　ああ　われら秋南の若人は
　　この山とこの山と
　　魂(たましい)　剛(つよ)く鍛えて行(ゆ)かん

二　見はるかす緑の広野(ひろの)はぐくみて
　　千(せん)古(こ)洋々(ようよう)分け流る
　　母なる流れ雄物川
　　ああ　われら秋南の若人は
　　この川とこの川と
　　心を深く培(つちか)い行(ゆ)かん

三　青春の血潮高鳴る誇りもて
　　行(ゆく)手(て)無限の大空に
　　理想の光求めつつ
　　ああ　われら秋南の若人は
　　いざ共にいざ共に
　　希望の翼はばたき行(ゆ)かん

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