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  • 教育情報部

高3「総合探究」最終発表会を行いました。

7月7日(木)、高校3年生の「総合探究」最終発表会を行いました。


発表を行ったのは、5月に行ったクラス内発表会を経て、代表に選出された30名です。これまでの約1年半、自分が将来学びたい学問分野や仕事したいことについて、個人でテーマを設定し、探究してきた成果をまとめ、高校の全生徒に向けて発表しました。


感染症対策として、高校3年生のみ対面で、高校1・2年生はリモートで発表を参観しました。


代表生徒の研究テーマ(発表タイトル)は以下の通りです。


淺川謙友「数学的パラドックスについて-大円と小円の周の長さ-」

油川勇太「自己学習について」

河田宇宙「マインドフルネスで変える」

佐藤翔太「ヤモリの可能性」

鈴木峻平「教員について」

田中快「人類の地球外移住について」

大髙美空「音楽療法の現状とこれからに向けての提言」

金奏貴「音源分離による楽曲の分解」

佐藤里咲「作業療法と音楽療法の関わり」

長岐ひかり「頭を良くする方法-脳科学的に『頭が良い』ってどういうこと?-」

長谷部旭「東北の再生可能エネルギーの可能性」

松浦拓実「CAD、CAD-AI導入による、北海道・東北地方の医師不足状況の改善に関する考察」

臼井陽香「デザイナーベイビーの是非」

柏木心寧「品種改良で日本の農業の問題を解決する」

佐々木悠惺「触覚情報の記録・再生可能端末の開発について」

佐藤こなみ「高校生アスリートのための栄養の摂り方」

後藤真白「SNS炎上と法的措置」

鈴木健友「自動運転と刑法について」

赤井藍「いじめにおけるアフターケアの仕方-加害者へのアプローチ」

伊藤幸陽「現代の正義について考える」

加藤すみれ「秋田を都会にする企業」

萩野勝英「日本の教育におけるサブカルチャーの果たす役割」

原田凌羽「地方プロスポーツの経済的な役割」

三浦光太郎「政治地理学から見るグローバルブリテンの実現性」

小原深愛「日本の「高校」における第2外国語教育」

小林未迪「脱ハンコの実現-多様な働き方に対応するために-」

武田耀子「コミュニケーションと日本人の課題」

千葉夢翔「セルフコントロール力」

内藤蓮「地方ローカル局の存在意義」

古山夏乃「オンライン通販でのコロナ禍による購買意欲への影響」


それぞれの興味・関心や進路志望に基づいて、多様なテーマが並びました。中には、英語での発表に挑戦した生徒もいました。








対面参観の3年生からも、リモート参観の1・2年生からも積極的に質問があり、質疑応答を通して互いの学びをさらに深めることができました。


生徒の振り返りを一部紹介します。


「実際に発表してみて、やはり人前で発表することの難しさを感じた。時間配分はもちろん反応を見ながらやっていくのは大変だった。この経験は本当に貴重なものになったと思う。また、他の人の発表を聞いて、話し方などとても参考になる部分が多くあった。また、色々な人が様々なことについて、自分なりの答えを導いていてとても刺激を受けた。ぜひこの活動は今後も続けていってほしい。」(高3発表者)


「今回の代表発表会を通して私が学んだことは、着眼点の大切さです。一つの課題を探究する中で様々な視点で自分の課題を見つめなおし、探究することで新たな課題が生まれ自分の課題にする答えがより深いものへと変わっていくのだとわかりました。」(高3)


「専門用語については細かく注釈を入れつつ、簡潔にまとめていて素晴らしかった。聴衆に質問しながら進めるなど、全体を巻き込んで発表をする方法が最も参考になると思った。自分の興味のある分野から、しっかりと骨格のある研究にしていく過程も今度見てみたい。」(高2)


「自分の興味のある分野を深く探究して自分の中の答えを見つけているところがすごいと思った。発表スライドにない部分もしっかり頭に入れ質疑応答に正確に答えていたので、自分自身の発表にも取り入れていきたい。発表していた全員が主張している根拠を明確にしていたのでとてもわかり易い発表だったと思う。」(高2)


「それぞれの話題から自分の考えを具体的に発表していてすごいと思いました。また、それぞれのメリットとデメリットも示していてわかりやすかったです。原因、仮説、考察の発表の仕方がとてもわかりやすかったので、私も発表するときに意識したいと思います。」(高1)


「先輩たちの質の高い発表を聞いて僕も今のうちに準備していこうと思いました。また、それぞれの発表は各々の将来を考えてのことだと思うので、自分の意志も早いうちに固めていこうと思いました。」(高1)




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