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9月の給食

本校中等部で9月に実施した給食をご紹介します。

9月は、図書委員会と給食委員会のコラボレーション企画として、本の中に出てくる料理を給食で再現する「図書コラボ給食」を実施しました。また、中等部の保護者向けの試食会も開催しました。


9月5日(金)【給食試食会】

「麦ご飯 牛乳 野菜スープ 栄養たっぷりハンバーグ きゅうりの塩こんぶ和え」

 この日は、令和6年度の給食献立コンテストで入賞した、現在3年2組の坂巻芽さんの考案献立が再登場しました。

給食献立コンテストとは、家庭科とのコラボレーション企画で、家庭科の夏休み課題で調理に取り組んだ料理や献立をコンテストに応募する(中3は専用応募用紙)というものです。採用献立は給食委員が決めました。

 

また、同日に中等部の給食試食会を開催しました。試食会には、26名の中等部生の保護者の方々に御参加いただきました。

はじめに、栄養教諭から本校の給食の概要や衛生管理、食育の取組等についてお話ししました。

 その後、保護者の方々に給食を試食していただきました。

【保護者の方からいただいた御意見・御感想(一部抜粋)】

・ハンバーグにひじきや切り干し大根が入っていて噛みごたえがあり、かさましにもなるので家でもやってみたい。

・おいしかったです。野菜が思った以上にたっぷりでした。スープの根菜も適度な硬さでした。歯ごたえを残すというお話もあり参考になりました。

・給食は子どもと食育について話すきっかけにもなっています。成長期で一番栄養をとらなければいけない時期なので、家でも栄養バランスに気をつけながら、美味しく楽しい食事の時間を送りたいと思います。

 

いただいた貴重な御意見を今後の中等部の給食運営に活かしてまいります。保護者の皆様には、お忙しいところ、試食会に御参加いただきありがとうございました。

  

9月8日(月)【図書コラボ給食 第1弾1日目 神様の定食屋】

「ご飯 牛乳 チキン南蛮 キャベツと大葉のレモンサラダ」

 「図書コラボ給食」は、図書委員会と給食委員会のコラボレーション企画です。本の中に出てくるおいしい料理を給食で提供することにより、食と本への興味・関心を高めることを目的としています。期間中、図書館には関連する本が展示されました。また、図書委員の生徒が手作りのポスターを作成してくれました。

 図書コラボ給食 第1弾1日目として、中村颯希 著「神様の定食屋」より「チキン南蛮」を給食で再現しました。3年1組 長里樹莉さんの発案です。

【図書委員より本の紹介】

「高坂哲史は両親が遺した定食屋『てしをや』を妹と継ぐことに。しかし哲史は料理ができないため、いつも妹に罵られていた。ふと立ち寄った神社で愚痴をこぼしたところ、魂を憑依され!?読むときっと心が温まる一冊。」

【発案者よりおすすめポイント】

「神様の定食屋に登場するチキン南蛮は、口に運ぶたびにどこか懐かしくて、ほっと心がほどけていくようなぬくもりが込められています。」

主人公 高坂哲史は両親が遺した定食屋「てしをや」を継ぐことになり、看板メニューである「チキン南蛮」の付け合わせをめぐって妹と口論になるシーンから物語が始まります。

給食では、みじん切りにした玉ねぎとノンエッグマヨネーズ、粒マスタード、ケチャップを混ぜ合わせた手作りタルタルソースをかけて提供しました。原作では、さらにみじん切りにしたゆで卵も入ります。

物語に思いをはせながらおいしくいただきました。


9月9日(火)【図書コラボ給食 第1弾2日目 進撃の巨人

「米粉パン 牛乳 ラフランスジャム さけのムニエル ハンジさんのシチュー 豆乳プリン」

図書コラボ給食 第1弾2日目として、諫山創 著「進撃の巨人」より「ハンジさんのシチュー」を給食で再現しました。1年3組 高橋茉莉愛さんの発案です。

【図書委員より本の紹介】

「ある日突然、巨人により壁が破壊され、主人公エレンの母であるカルラが食べられてしまう。エレンは巨人の駆逐を決意し、調査兵団に入団。その仲間とともに人類を守るための闘いの日々が始まる。」

【発案者よりおすすめポイント】

「対立していたマーレとパラディ島勢力が地ならしを止めるために協力した場面で出てきた料理です。好きなシーンなので、実際に食べることができて嬉しいです。」

給食では、アニメ第84話に登場する「ハンジさんのシチュー」を提供しました。原作に料理について具体的な描写がないため、想像の範囲内ではありましたが、牛肉やじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ぶなしめじ、大豆、トマトなどをごろごろ煮込んだ、食べ応えのあるシチューになりました。


9月10日(水)【図書コラボ給食 第1弾3日目 食堂のおばちゃん】

「麻婆茄子丼 牛乳 春雨サラダ ニラともやしのスープ」

 図書コラボ給食 第1弾3日目として、山口恵以子 著「食堂のおばちゃん」より「麻婆茄子」を「麻婆茄子丼」にアレンジして提供しました。2年3組 工藤 陽菜乃さんの発案です。

【図書委員より本の紹介】

「『食堂のおばちゃん』は、昼は定食屋、夜は居酒屋の『はじめ食堂』を舞台にした物語です。」

【発案者よりおすすめポイント】

「自分の夢のために、大好きな麻婆茄子を我慢していたお客さんに、『はじめ食堂』の人たちが自分を大切にしてほしいと勧めてくれた料理です。」

給食では、ご飯の上に麻婆茄子をのせた「麻婆茄子丼」にして提供しました。旬の秋なすを大きめに切ることで、口に入れたときにとろっとした食感を味わうことができました。

  

9月11日(木)【図書コラボ給食 第1弾4日目 紅の豚・ぐりとぐら】

「トマトソースパスタ 牛乳 ミートボールスープ ぐりとぐらのかすてら」

 図書コラボ給食 第1弾4日目として、宮崎駿 監督「紅の豚」より「トマトソースパスタ」を、中川李枝子 さく「ぐりとぐら」より「ぐりとぐらのかすてら」を給食で再現しました。それぞれ3年2組 渡辺優香さんと1年2組 小玉恭平さんの発案です。

【図書委員より本の紹介】

紅の豚:「ファシスト政権が統治する1920年末のイタリアに真っ赤な飛行艇に乗る豚がいた。彼の名前はポルコ。呪いによって豚の姿に変えられてしまったのだ。そんなある日、彼の乗る飛行艇が撃ち落されてしまい・・・」

ぐりとぐら:「この本は、主人公のぐりとぐらが大きな森に出かけて料理をする物語です。木の実を集めていたら、大きな卵を見つけて、大きな鍋でカステラを作りました。森の仲間と分け合って、大きなカステラはすっからかんになりました。」

【発案者よりおすすめポイント】

紅の豚:「『紅の豚』に登場する、小さな飛行機工場でまかないとして出た料理です。」

ぐりとぐら:「ぐりとぐらより大きいサイズのカステラに魅力を感じました。」

どちらの料理も、仲間と囲む食卓のぬくもりを感じられる料理として登場しています。日々私たちが食べている給食も、同じようにみんなで囲む温かい食事ですね。

  

9月12日(金)【図書コラボ給食 第1弾5日目 本好きの下剋上】

「さつまいもピラフ 牛乳 クリームコロッケきのこのクリームぞえ チキンスープ」

 図書コラボ給食 第1弾5日目として、香月美夜 著「本好きの下剋上」より「クリームコロッケきのこのクリームぞえ」を給食で再現しました。2年1組 髙橋そよさんの発案です。

【図書委員より本の紹介】

「本を愛しているこの物語の主人公、本須麗乃。彼女は自分の書庫で本に埋もれ、本がない世界の少女に転生してしまった。麗乃は本を作ろうと考え、まず字を書くために紙を探すのであった―――。」

【発案者よりおすすめポイント】

「クリームコロッケきのこのクリームぞえは、主人公が祖父に提供した料理です。いつも強面の人が笑顔になる一品です。」

「クリームコロッケきのこのクリームぞえ」は、原作に詳細な描写がないため、想像の範囲内ではありましたが、コーン入りのクリームコロッケに、ぶなしめじ、エリンギ、マッシュルームの入ったきのこのクリームソースをかけていただきました。

サクサクッとした食感のコロッケと、とろ~っとしたきのこのうま味たっぷりのソースの相性が抜群でした。

  

9月16日(火)【日本の料理:鹿児島編】

「鶏飯 牛乳 しゅんかん(薩摩の煮しめ) アセロラミルクゼリー」

 「鶏飯」は、鹿児島県奄美大島の郷土料理です。蒸した鶏肉のささみ・しいたけ・錦糸卵・ねぎなど、様々な具材をご飯の上に盛り付け、熱々の鶏ガラスープをかけていただきました。スープはレモン汁の酸味がほんのり効いていて、残暑の中でも、サラサラと食べることができました。

 

9月18日(木)【世界の料理:ペルー編】

「ご飯 牛乳 ロモサルタード セビーチェ ディエタ・デ・ポヨ」

 1年生の社会科地理では、標高の高い地域での暮らしについて学習しています。その中で、ペルーの食文化にもふれました。それにちなみ、10月の「世界の料理」ではペルー編をお届けしました。

ペルーの食文化は、先住民の伝統に加え、スペインやアジアなど多様な文化が融合して発展してきました。また、海・山・森といった豊かな自然環境を生かした食材が使われていることも特徴です。

 

給食では、中華系ペルー料理の「ロモ・サルタード」、海産物(給食ではイカ)を使ったマリネ「セビーチェ」、そして鶏肉と野菜、パスタが入ったやさしい味わいのスープ「ディエタ・デ・ポヨ」を提供しました。

ペルーの多彩な料理を味わいながら、世界の食文化に親しむことができました。

  

9月19日(金)【あきたday】

「ご飯 牛乳 鶏肉の御狩場焼き 県産揚げ里芋のおかか炒め 八杯汁」

 毎月19日は「食育の日」です。本校ではこの日を「あきたday」とし、地場産物を豊富に用いた給食で県産食材を味わいながら食について学ぶ機会としています。

 

この日のメインは、山椒みそで漬け込んだ鶏肉をオーブンで焼いた「鶏肉の御狩場焼き」でした。300年以上前、佐竹北家の当主が家来を率いて狩猟に励んだ際、獲った鴨やキジなどの鳥類をその場でさばき、山椒味噌をつけて焼いて食したのがその名の由来です。歴史ロマンあふれる仙北市角館の郷土料理をいただきました。その他、旬の秋田県産の里芋を素揚げし、ちくわ、にんじん、ピーマン、突きこんにゃく、かつお節と一緒に炒めた「県産揚げ里芋のおかか炒め」、拍子木切りした豆腐と長ねぎ、干し椎茸の入った、うま味の強い「八杯汁」を生徒たちは味わって食べていました。

  

9月24日(水)【図書コラボ給食 第2弾1日目 ウィンドブレーカー】

「オムライス 牛乳 カリフラワーのかんきつサラダ コーンスープ」

 図書コラボ給食 第2弾1日目として、にいさとる 著「WIND BREAKER」より「オムライス」を給食で再現しました。3年3組 藤田明日香さんの発案です。

【図書委員より本の紹介】

「この本は、超不良校である風鈴高校のてっぺんをとるために街の外から来た高校1年生の桜遥が、現在の風鈴高校が街を守る『防風鈴」になったと知り、そして、新しい出会いを経て、町を守り、英雄となっていく物語です。」

【発案者よりおすすめポイント】

「主人公の桜遥が人とのつながりを感じた思い出の料理になっています。優しい卵の味に友情や思いやりの気持ちがこもっています。」

給食では、チキンライスの上に、とろっとしたスクランブルエッグをかけてオムライスのようにして提供しました。クリーミーな卵とケチャップの酸味の効いたチキンライスがよく合い、生徒たちに喜ばれました。

  

9月25日(木)【図書コラボ給食 第2弾2日目 スラムダンク】

「焼きうどん 牛乳 アジナゲット(Fe強化)  3種のきのこスープ」

 図書コラボ給食第2弾2日目として、井上雄彦 著「SLAM DUNK」より「焼きうどん」を給食で再現しました。2年2組 田崎文華さんの発案です。

【図書委員より本の紹介】

「この本は不良高校生・桜木花道がバスケットボールと出会い、仲間とともに全国制覇を目指して成長していく物語。熱い青春と絆、試合の迫力が胸を打つ伝説的スポーツ漫画です。」

【発案者よりおすすめポイント】

「桜木花道が再テストで赤点を回避するために勉強していたところ春子さんが「頑張れ」という気持ちで作った焼きうどんです。」

給食では、大きな回転釜で豚肉やキャベツ、玉ねぎなどの具材とともにうどんを炒め合わせるため、うどんが切れないように、コシの強いさぬきうどんを使いました。本校では初めて挑戦するメニューでしたが、結果は大成功。生徒たちも喜んで食べてくれました。

  

9月26日(金)【図書コラボ給食 第2弾3日目 成瀬は天下を取りにいく】

「ご飯 牛乳 ささみチーズカツ じゃがいものそぼろあん 泥亀汁」

 

 図書コラボ給食vol.1第5弾として、宮島未奈 著「成瀬は天下を取りにいく」より「ささみチーズカツ」を給食で再現しました。1年2組 北村 結芽さんの発案です。

【図書委員より本の紹介】

「この本は、成瀬という1人で何でもできてしまう女子の学園ストーリーです。目立たずに生活したい大貫が東大のオープンキャンパスでたまたまであった成瀬と一緒にとった昼食がささみチーズカツでした。」

【発案者よりおすすめポイント】

「ささみチーズカツは主人公の成瀬が東大のオープンキャンパスの学食で食べていたものです。私はチーズが好きなので、もしその場にいたら、成瀬と同じささみチーズカツを選ぶでしょう。」

物語の舞台が滋賀県ということで、滋賀県の郷土料理「泥亀汁(どろがめじる)」を併せて提供しました。泥亀汁は、日本三大商人のひとつといわれる近江商人が、夏バテ予防のために食べていた郷土料理です。ナスをだし汁でやわらかく煮込み、味噌とすりごまを加えて仕上げます。

「泥亀汁」という名前は、味噌とすりごまで濁った汁にナスが浮かぶ様子が、まるで泥沼を泳ぐ亀(スッポン)のように見えることに由来しています。ナスには味がしみ込みやすいよう、表面に格子状の切れ目を入れますが、この切れ目が亀の甲羅のようにも見えるのです。

ささみチーズカツをしっかり味わった後にいただく泥亀汁のやさしい風味が、心身に染み渡りました。

 

9月に実施した給食献立をご紹介しました。本校では今後もおいしい給食の提供に努めてまいります。来月もどうぞお楽しみに!

 
 
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