「SGH一期生」の研究活動が終了しました。
今日、高校3年で開設している学校独自の科目「グローバル・イシュー」で、最後の授業を行いました。
現在の高3生は、『「こまちの里」秋田の高校生が、「地球村」の食糧問題に挑む!』のテーマの下、一昨年に「国際探究Ⅰ」で研究をスタートしました。その後、引き続き活動することを希望した生徒たちが「国際探究Ⅱ」「グローバル・イシュー」により、さらに研究を深めてきました。
そして今日、ついに、その全ての活動を振り返る日を迎えました。
「SGH一期生」の生徒たちは、これまでの活動を、こう振り返ります。「決して楽なことではなかったが、今振り返ると、この研究を続けてきて本当に良かった。」「これまで、グローバルな視点で物事をとらえることなど思いもしなかった。この学習を通して、物事を多角的、多面的にとらえるくせがついた気がする。」
振り返りのあと、生徒たちの発案で、長い間、自分たちの研究をサポートしてくださった先生方に感謝の気持ちを伝えるサプライズが。教師スタッフを代表してサプライズを受けた腰山先生と關(せき)先生も、その言葉に、生徒たちと創り上げた研究の日々を感慨深く振り返っているようでした。
「先生、つまらないものですが、私たちの気持ちを受け取ってください。」思いがけぬプレゼントに2人の顔がほころびます。
このあと、グローバル・イシューを受講した73名全員が携わった、16編の研究論文をまとめた論文集をつくる予定です。私たちの研究をサポートしてくださった全ての方々に感謝の気持ちをこめて、論文集を贈りたいと考えています。
これまで本当にありがとうございました。