1,000人が、避難しました。~中高合同避難訓練~
今日の7校時に、中高合同の避難訓練を実施しました。
今回は、「大きな地震があり、グラウンドに一旦避難したところ、津波警報が発令されたため、校舎3階部分に避難した」という想定の下、避難しました。中高生徒及び職員を合わせると1,000人の大所帯です。いかに素早く安全に避難することができるかがポイントとなりました。
全ての避難行動を終えてから、校長先生の講評をいただきました。
「あなたは本校の標高を知っていますか。また、あなたは本校が海からどれくらい離れた位置にあるか、知っていますか。本校の標高は、約6mです。また、本校は海から約4km離れています。更に、本校から約2km離れた位置を雄物川が流れています。」
「こうした状況の中、秋田市では高さ13.5mの津波を想定したハザードマップで、わたしたちに注意を促しています。しかし、わたしたちは、自然のもつ力が想定より遙かに大きく発揮される時があることを、知っています。」
「今日は、授業中に大地震が起きたら、という想定で避難しました。でも、自宅にいるときに起きたらどうなるでしょう?登下校中だったら?大会の試合中だったら?修学旅行中だったら?さあ、あなたはどうしますか?みなさんはどうか冷静に、知恵を働かせて、『想定外』を想定しながら速やかに行動してほしいと思います。」
午後の暑い時間帯でしたが、中高生ともに、真剣に取り組む姿が印象的でした。