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教育情報部

外務省高校講座を実施しました

11月8日(火)、本校中等部体育館棟アリーナにて、外務省 高校講座を実施しました。


この講座は、外務省の職員を講師に迎え、外交政策や国際情勢等に対する関心や理解、意識の向上を図ることを目的として、外務省が開催しているものです。

このたび、本校では高校1年生を対象として実施しました。


講師をお務めいただいたのは、外務省欧州局ロシア交流室 課長補佐 鶴田純平氏。ロシアやイラクなどの在外公館やOECDなどでお仕事されてこられた方です。


会場には、国際教養大学への進学が決定している高校3年生も飛び入り参加しました。

今回の講座では、外国語学習のメリットや外務省の仕事内容、海外で気をつけることなどについてお話しいただきました。ご自身のご経験をもとに、クイズなどを交えながらのご講話に、生徒たちは高い関心をもってお話に耳を傾けていました。


講話後の質疑応答の時間には、特にロシアをご専門とされている鶴田氏に対して、生徒たちから、現在のロシアを取り巻く情勢や、北方領土問題など、様々な質問が投げかけられました。ほかにも、探究活動「国際探究」でODAをテーマに研究している生徒から、途上国への支援についての質問などもありました。


また、講座の終了後には、鶴田氏を囲んでの座談会も開催しました。

希望生徒約30名が参加して、約1時間にわたって様々なお話を伺うことができました。


この講座を通して、生徒たちは現在の国際情勢や日本の外交政策のほか、国際社会を舞台に働くということについてなど、様々なことを学ぶことができました。

鶴田様、誠にありがとうございました。



講座修了後の生徒の振り返りの一部を掲載します。


「自分が楽しいと思えることからやりたいことを見出すことが大切だと分かりました。外交のお話をロシア中心に聞くことができ、とても勉強になりました。」


「海外の人、特にロシアの人へのイメージが変化しました。日頃、ニュースなどでしか情報を得ることがないので、自分の知見が広がるいい機会となりました。」


「私は将来海外の人と関わる仕事がしたいと思っており、外務省の仕事にも興味がありました。そのため今回このようにお話を聴くことができ嬉しかったです。外国語を学ぶことが好きなので言語にはもちろん、他の国での習慣や日本とは考え方が違うところにも興味がありとても面白かったです。自分が将来やりたいことと近いお話で、とても興味をもって聞くことができました。」


「英語は『流暢よりも内容』という言葉が印象に残っています。流暢に話せるようになることを第一に思っていましたが、そのことを意識しすぎて内容が全く無いことが多々あったので、これからはカタコトでもいいので、まずはちゃんと内容あることを喋れるようになろうと思いました。」


「今とても話題になっているロシア・ウクライナ情勢についてなど、いろいろ聞くことができてよかったと思いました。日本だけに目を向けるのではなく、世界各国で起こっていることを知ることで、分かることも増え、考え方なども変わってくると思うので、僕も外国と繋がりを持つような仕事に携わりたいと思いました。」


「国際系の進路に進みたいと思っていたので、お話はどれも参考になりました。ロシアの情勢や北方領土問題などもお話しいただけたことで、ロシアの世界情勢の知見も深まりとても勉強になりました。」


「今回は外務省職員の方からお話を聞くことができ、非常に貴重な体験ができたと思います。外務省の役割や仕組みについて改めてよく理解できました。また、現在世界を騒がせているロシアという国についてもたくさんお話が聞けて楽しかったです。私は将来外交官になりたいので、語学力はもちろんたくさんの能力を身につけていきたいです。」


「今回お話を聞いて、自分の本当にやりたいこと、楽しめる仕事をしている人は日々の中でとてもやりがいを感じられているんだなというのが伝わってきました。また、海外でうまくやっていく、現地の人と仲良くなるためには、言語や文化を知る必要があり、少しでもコミュニケーションをとることが大切だと知りました。私は冬休みに海外に行くので、今日のことを頭に入れていい経験ができるように頑張りたいと思います。」


「とても貴重なお話を聞けて楽しかったと感じた。ご自身がどのように進路を選択していったのかを話してくださったので、自分の進路について考える機会になった。」


「海外へ行くと大きく視野が広がるのだということが分かりました。意見があったら海外ではみんな積極的に話すということを仰っていたので、そのような主体的なところを見習って積極的な意見交換や主張をしていきたいです。自分がどんなことをするとき楽しいと感じているのか、どんなことに関わりたいのかなどをよく考えて自分のやりたいことを見つけられるようにしたいです。」


「授業で英語を学ぶ理由は、他国に行った際に話せるようにするためだと思っていたが、視野や世界を広げるために学んでいると気づいた。学んだ重要なことを今後の学校生活に活かしていきたい。」


「外務省のことや、外国語学習をするメリットなどを詳しく知ることができました。私は、将来たくさんの国の言語を学習して、国際交流していきたい、また留学、旅行もしてみたいと思っているので、講演、座談会で参考になる話を知ることができて嬉しかったです。質問にも分かりやすく答えて頂き、ありがとうございました。今後の探究活動や自分の行動に生かし、実践していきたいです。また、将来はグローバル企業や行政機関などに就職しようかなと思っていたのですが、今日の話を聞いて外務省という選択もあるのだと視野を広げることができました。本当にありがとうございました!」


「学生時代に自分の興味のあることについて考えると将来につながることがあるとわかった。膨大な夢を掲げるのではなく、小さな夢や興味、関心を深く知り続けることが大切だと知った。将来について全く決まっていないので、ちょっとでも興味を持ったことに関心を向けたいと思いました。」


「ロシアとウクライナの関係性やこれからの動向についてよく分かりました。また、ロシアの昔からの文化や歴史的背景についても知ることが出来て、ロシアのイメージが変化しました。ロシアは今ウクライナ侵攻で非難を受けていますが、ロシア国内には戦争反対の罪なき人々がたくさんいることもしっかり理解しなければならないと思いました。」


「私達が体験したことのない経験をたくさんしてきた方なので、お話してくださった言葉ひとつひとつがとても新鮮で、改めて、世界の広さ・面白さを感じました。お話も質疑応答も非常に丁寧にしてくださっていたので、国探の発表の際の参考にしたいです。また。お話の中であった『何をしているときが幸せか』という言葉について、もう一度自分をみつめ直したいと思いました。そして、やはり豊富な知識と英語力があれば世界がもっと広がるのだと強く感じたので、自分に制限をかけず、もっともっと勉強します。」





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