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令和6年度中等部3年海外修学旅行レポート

教育情報部

令和7年2月17日(月)〜21日(金)、中等部3年生(7期生)が海外修学旅行に行ってきました。行き先は昨年度に引き続き、シンガポール、マレーシアです。

今回の修学旅行のスローガンは「Leap forward〜拓け、まだ見ぬ自分・世界〜」です。このスローガンは3年1組山田煌真さん、2組山下琥白さん、修学旅行実行委員会が考案しました。このスローガンには海外修学旅行という経験を通して、中等部7期生全員が高校進学前にさらに躍進しようという思いが込められています。旅行前には3年1組佐藤柚月さんがスローガンに寄せて、しおりの表紙絵を作成してくれました。


2月17日(月)1日目


飛行機の座席の関係で、2組、3組は9時35分に、1組は12時に秋田空港から羽田空港に出発することになりました。大きな遅延もなく、無事に出発し、羽田空港で合流することができました。(合流できたときには拍手をする人も・・・)出国手続きでは、初めての海外となるため、緊張の面持ちの生徒もいましたが、何事もなく終えることができました。いよいよシンガポールへ向けて出発です。




シンガポールに無事到着しました。22時(日本時間23時)を過ぎておりましたが、生徒は大変元気でした。これからのシンガポールでの経験にワクワクしているようでした。シンガポールの外に出てみると、湿度の高さが感じられ、日本との気候の違いを実感しました。チャンギ空港からはバスで移動し、ホテルへ向かいました。ホテルに到着したのは、日付を過ぎておりましたので、就寝時間は1時を過ぎてしまいました。まだまだ、修学旅行は始まったばかりです。ゆっくり休みましょう。おやすみなさい。



【生徒の振り返り】

・積極的にCAさんに英語での応答を心掛けて会話をすることができた。また、初めての海外へ行くので不安があったが、スムーズな手続きができてよかった。

・初めての海外で緊張していたが、長旅で疲れていたり、外が暗かったこともあり、あまり海外に来たという実感がわかなかった。明日からは日本とシンガポールの様々な違いを知り、楽しみたい。

・バスでガイドの方が「シンガポール、天気、当たらない!」と言ったことに不覚にも笑ってしまった。どんな天気でも大丈夫なように万全の対策をしたい。

 

2月18日(火)2日目


朝食はホテルのバイキングです。昨夜は深夜の就寝とはなりましたが、元気な様子を見せてくれました。




午前はバスでシンガポール市内を観光です。現地のガイドさんが日本語で案内をしてくれました。ラッフルズ上陸地点、マーライオン公園、チャイナタウンを訪れました。

マーライオン公園では各クラスごとに集合写真を撮影しました。








昼食は市内のレストランで飲茶をいただきました。生徒たちは次々と出される中華料理を美味しくいただくことができました。


午後はB&Sフィールドワークです。旅行前から楽しみにしていた生徒がたくさんいました。現地の大学生と中学校3年間で培った英語力とコミュニケーション能力を駆使して、積極的に交流することができました。


夕食はホテルのレストランでした。中華料理のバイキングでしたが、どの料理も大変美味しかったです。食事のいただきます、ごちそうさまの挨拶は給食委員が務めました。


夜はマリーナベイサンズにて、ウォーターショーを鑑賞しました。レーザーと噴水を駆使した壮大なショーに、生徒は圧倒されているようでした。この日は昨日よりも早い時間に就寝することができそうです。おやすみなさい。




【生徒の振り返り】

・厳しい法律のためか、道にゴミは一つも落ちていなかった。日本はこれを見習うべきなのかどうか、ディベートしてみたい。

・市内観光、B&S、マリーナベイサンズのレーザーショーなど予定が目白押しで、とても濃い一日でした。ガイドさんはとても親切で優しく頼りになる存在でした。市内観光では現地の店員さんと話す機会もあり、生きた英語をこの身で感じることができました。

・B&Sでは大学生の方とシンガポール内をまわり、大部分を英語で話した。自ら話しかけたりして、学びを深めることができてよかった。

・B&Sがとても心に残った。私は英語が大の苦手でとても不安だったが、大学生との交流でとても自信がついた。

・シンガポール国立博物館では日本との関わりをシンガポール目線で知ることができて、新鮮な気持ちだった。

 

2月19日(水)3日目


朝は昨日に引き続き、ホテルのバイキングです。疲れが溜まってきているのか、少し疲れを見せている生徒もいました。6時半からの朝食でしたが、しっかり起きることができました。

今日はマレーシアでの学校交流があるため、みんな制服です。


シンガポールからの出国手続き、マレーシアへの入国手続きを無事済ませ、ジョホールバルの学校へ向かいます。バスの中ではマレーシアの現地ガイドさんが様々な案内をしてくれました。

交流校に無事到着。学校からの熱烈な歓迎に圧倒されました。






交流会では両校代表の先生、生徒からのスピーチがありました。本校の生徒代表は3年1組斎藤海玖さん、田口真央さんが務めました。

交流校からはマレーシアの伝統的な舞踊が披露されました。








本校からは日本の伝統的な遊びの1つであるカルタを紹介し、一緒に楽しみました。カルタの紹介文も読み文も、生徒が英語で作成しました。カルタを通して、一気に距離を縮めることができたようでした。




自由時間ではグループ毎に分かれ、マレーシアの食、遊び、衣などの文化を思う存分楽しみました。各ブースは交流校の生徒が担当し、紹介してくれました。




大変貴重な時間を過ごすことができました。最後は全員で記念撮影です。

昼食はマレービュッフェをいただきました。変わらずたくさん食べている人、自分の体調に合わせて食べている人それぞれでした。

午後からはジョホールバル観光です。モスクを訪れました。残念ながら、中には入ることができませんでしたが、ガイドさんからの解説を聞きながら、異文化理解を深めることができました。


夜はナイトサファリです。夕食もナイトサファリ内のレストランでビュッフェをいただきました。日本食が恋しくなったのか、味噌汁や焼き鳥、お寿司が人気のようでした。


ナイトサファリではトラムに乗車しました。野生動物について、日本語の音声解説付きです。生徒たちは柵のないところから、ライオンやサイなどの動物を間近に見ることができ、大喜びでした。


いよいよ明日はシンガポール最終日です。疲れもピークに来ていると思いますので、ゆっくり休みましょう。おやすみなさい。

 

【生徒の振り返り】

・マレーシアはシンガポールと隣接しながらも景色が全く異なっていてどちらも素敵だなと思った。

・マレーシアへ出国!手続きは順調で安心した。ついに学校交流、音楽と共に出迎えてくれた。素敵なセレモニーから始まり、とても印象に残っている。カルタは日本の伝統的な遊びであるため、マレーシアの学生には難しいのではないかと思っていた。その考えとは裏腹に、誰よりもはやく札に手を伸ばしていて、とても驚いた。

・自分が伝えたいことが英語にするのが難しいときは似たものに言い換えたり、ジェスチャーをしたりすることで相手に伝えることができることが分かった。

・バスから見た景色がどれも興味深かった。それぞれの宗教の建物だ。イスラム教の教会はとても大きく迫力があった。

・移動中のバスでも普段はあまり喋らない友達と話すことができ、異国の友達だけでなく、学校の友達との関係も深まったと思う。

・ナイトサファリでは開放的な空間で見る生物の迫力は圧倒されるものでした。

  

2月20日(木)4日目


ホテルの朝食バイキングもついに最後となりました。様々なメニューを日替わりで大変美味しくいただくことができました。ご馳走様でした。この後はセントーサ島に向けて出発です。

 

まずはシーアクアリウム。サメのたくさん泳ぐ海底トンネル、クラゲの水槽などを堪能しました。まるで海の中にいるような時間を過ごすことができました。



いよいよ、修学旅行もクライマックス。ユニバーサルスタジオシンガポールです。グループに分かれて、集合時間までアトラクションやお土産の買い物を思う存分楽しみました。集合時間は17時15分でしたが、時間前に全員集合することができました。






夕食は海鮮中華でした。最終日、疲れも溜まっている中ではありましたが、最後までシンガポールで異国の料理を楽しむことができました。


夕食後はガーデンズバイザベイへ。短時間ではありましたが、ライトアップされた幻想的な景色を楽しみました。最後の最後までシンガポールを堪能することができました。

いよいよ、シンガポールを離れるときがやってきました。4日間お世話になった、現地ガイドさんともお別れです。安心して楽しい4日間にできたのは現地ガイドさんのおかげです。本当にありがとうございました。出国手続きを進めている時間は22時を過ぎておりましたが、元気な様子を見せてくれた生徒がとても多かったです。シンガポール時間23時、羽田空港に向けて出発です。


【生徒の振り返り】

・シーアクアリウム見学、最も楽しんだことの一つです。水族館の中はやっぱり雰囲気がよくて、とても癒やされました。しかしハードスケジュールなのもあって、見る時間が足りず、広い館内で後半はほとんど走っていました。

・USSでは人気アトラクションのほとんどに乗ることができた。絶叫系も案外楽しいことに気付き、思わぬところで幼い頃の自分からの成長を感じることができた。列で待っている間聞こえる周りの会話やアナウンスに耳を傾けてみるのも良い勉強になるなと思った。

・USSでは日本にはない面白いアトラクションが沢山あり、何回乗っても楽しめるものばかりだった。パーク内もとても広く歩いて回るだけで体力の消耗が激しく、パークを出たときにはもうクタクタで足が棒のようだった。とても楽しかった半面、修学旅行内で一番疲れた日でもあったと思う。


2月21日(金)5日目


日本時間6時、羽田空港に無事到着しました。さすがの生徒たちも疲れている様子です。気温の違いなどから日本に無事に帰ってくることができたのだと実感します。

寒波が到来しており、秋田では大雪のようです。出発前には雪があまりありませんでしたが、景色が違っていることでしょう。手続きを済ませて、羽田空港から秋田空港に向けて出発です。


11時、無事に7期生全員が秋田空港に帰ってくることができました。修学旅行へ関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

スーツケースを受け取り、秋田空港で解散式です。


この後、3連休明けの2月25日(火)に解団式を行い、全日程が終了しました。事後学習として、現在修学旅行のレポートを作成中です。どのような発見、成長、変化などがあったのかをしっかりと整理してほしいと思います。中等部7期生もまもなく高校へと進学します。修学旅行を通して、さらにたくましく成長した7期生のこれからの活躍にご期待ください。

 

【生徒の振り返り】

・あっという間のフライトでシンガポールが恋しく感じた。

・今回の旅行で大分海外に対するハードルのようなものが下がった気がします。またシンガポールや他の国にも行ってみたいと思いました。

・7時間のフライトを終えて、日本語で書かれたポスターを見て日本に帰ったのだなと感慨深い気持ちになりました。秋田に帰ると、寂しい気持ちもありましたが、母に会えて安心感がありました。貴重な経験ができてよかったです。一生の思い出です。

・来年も再来年も後輩たちが無事に修学旅行を楽しんでくれたらいいなと思った。

・この5日間で夢のようにいろいろな経験ができた。毎日「修学旅行楽しんでおいで!」と言ってくれた家族や計画してくれた先生方、ガイドさんなどへの感謝の気持ちを忘れずに異文化に触れて楽しむことができた。

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