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教育情報部

中等部 進路講演会を行いました

9月9日、中等部の全生徒を対象とした進路講演会が開催されました。講師としてお招きしたのは、NHK東京アナウンス室で活躍されている佐々木芳史氏。『夢の見つけ方』をテーマに、学ぶこと、働くこと、そして人生について熱く語ってくださいました。

 

佐々木氏は、アナウンサーとしてのキャリアを積むまでの試行錯誤や挫折、そしてそれを乗り越える中で見つけた「好きなこと」を仕事にする重要性について、具体的なエピソードを交えてお話しされました。特に、「好きなことを追求することで道が開ける」というメッセージが、多くの生徒に強く響いたようです。

 

<生徒の声から学ぶ>

 

講演会終了後、生徒たちは自分の将来について様々な感想を述べました。その中からいくつかを紹介します。

 

ある生徒は、「まだ夢が見つかっていないけど、釣りやキャンプといった好きなことを通して将来を考えていきたい」と語り、趣味を通じて将来像を考え始めました。また別の生徒は「自分の好きなことを見つけ、それを生かして大学や職業を選びたい」と、進路に対する新たな視点を得たことを述べています。

 

さらに、「好きなことを職業にできなくても、趣味として大切にすることができる」と考えた生徒もおり、将来への不安が少し和らいだと感じた生徒もいました。

 

一方で、講演に対して異なる意見もありました。ある生徒は、成功やチャンスに恵まれることが全てではなく、運の要素や失敗も含めて人生を見つめ直す大切さを痛感したと述べています。多様な視点で講演を捉え、それぞれが自分なりの将来像を描き始めています。

 

<未来に向けて>

 

この講演会を通じて、生徒たちは自分自身と向き合う時間を持ち、それぞれが異なる視点で将来を考え始めました。佐々木氏の経験を聞くことで、多くの生徒が「夢は見つけるもの」というよりも、「好きなことや興味を追求する中で見えてくるもの」だと感じたようです。今後もこのような貴重な機会を通じて、生徒たちが未来に向けて一歩踏み出せるよう、サポートしていきたいと思います。

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