[SGH] 高校2年生は論文を作成しています!
高校2年生はこれまでの探究の成果を論文としてまとめています。
12月6日には、秋田県立大学より吉澤結子副学長をお招きし、「論文作成基礎講座」を開催しました。吉澤先生には毎年この時期に同講座の講師を務めていただいています。
吉澤先生からは、論文作成に向けた詳細な資料を用意していただき、論文の基本的な構成や留意点を丁寧に教えていただきました。講座中で吉澤先生は「論理性」という言葉を繰り返し強調されていました。また、「伝えたい内容を盛大に盛り上げる」ことと「冗長な印象を与えない」ことのバランスの大切さや、「多くの文章を書いてから推敲してみる」「一晩寝かせてから推敲してみる」など、実体験に基づいたアドバイスも頂戴しました。
これまでは制限時間を意識して英語プレゼンテーション能力を高めてきた生徒たちでしたが、論文では多くの読み手の方々を想定して、これまで以上に分かりやすい文章や掲載資料の精選を行う必要があります。
講座後の生徒の振り返りからは「自分たちの班は何を一番に伝えたいのかなど、主張の軸を班内で確認したい」「これまでの資料を論文用に再構築していきたい」などの記載が見られました。なかには「英語のプレゼンでは発音に苦労したが、日本語で戦える論文では思う存分自分たちの主張を表現したい」などの決意を表す生徒も見られました。
各班の論文は「論文コンクール」として、2月末にこれまでご指導くださった秋田県立大学の先生方々に評価していただきます。どの班も上位入賞を目指し、入念に準備を行っているところです。