小さいけれど、大きい変化です。
いままで、中等部には生徒会活動や各種委員会の活動がありませんでした。
後期に入り、いよいよ活動をスタートさせました。
新しい自分たちの学校に必要な活動は何だろう。どうすれば、自分たちの生活が、より良いものになるだろう。新しい雪に足跡を初めて刻むように、自分たちの活動を考えます。
そんな中で、生活委員会のみなさんが、さっそくアクションを起こしました。
私たち中等部は、4月の開校当初から、廊下の雨具かけの下に通学バッグを並べる方式をとってきました。学習のスペースである教室を最大限活用するためです。でも、その反面、廊下が雑然とした雰囲気に見えてしまうこともありました。決して散らかしているわけではありませんでしたが、やはり、少し気配りが足りなかったのかもしれません。高校生の先輩方も通行する廊下ですから、少し申し訳ない気持ちもありました。
新しくスタートした生活委員会は、真っ先に、ここを直そうと考えました。まずは、普段の暮らしから。まずは、自分たちの足元から。みんなに呼びかけることにしました。あわせて、生活委員も率先して整頓を心がけるようにしました。
その成果が、こんな姿になってあらわれました。
文字通り、足元の小さな小さな変化です。
でも、その変化は自分たちの自治的な活動から生まれました。これは大きな大きな変化です。