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  • 探究活動部

国際探究「研究概論講座」を実施しました。

11月4日(木)の高1「総合的な探究の時間」国際探究では、秋田県立大学理事兼副学長の吉澤結子先生を講師にお招きして「研究概論講座」を行いました。



吉澤先生からは、『研究をどうやって進めましょう?』と題して、研究を進める際の方針や進め方についてお話していただきました。


講座を通して、今後の探究活動に向けて、論理的・批判的思考の大切さや、テーマを設定する前の予備調査の重要性について学ぶことができました。




吉澤先生、誠にありがとうございました。



生徒の振り返りの一部を紹介します。


「クリティカルシンキングの話が一番大切だと思った。自分も中等部のクリエイティブサイエンスの研究の時に、思い込みをしたまま研究を進めてしまったり、実験で得られた結果を自分たちに都合のよいように解釈してしまったりといった反省点があったが、それは先生の言う批判的思考力が足りなかったからだと実感した。思い込みや偏見、先入観をなくし、クリアな状態から考えてみることが研究において重要だと思う。これから先の探究活動では、いつも自分たちの研究を批判的に問い直し、論理的に物事を考えられるようにしたい。」


「印象に残ったのは、『好奇心を継続し、探求を諦めない』ということです。吉澤先生も『諦めないで継続してきたので長くやってこれた』と仰っていたので、僕も研究テーマに興味をもって好奇心を継続し、諦めないで探究してみたいと思いました。」


「仮説が間違っていて好ましくない結果が出てしまったとしても、それも一つの大事な事実・結果だということに新たに気付くことができました。それを次の研究に生かすことが研究の難しいところであり、醍醐味だと思いました。」


「自分たちで決めたテーマ、課題に粘り強く向き合うことが大切だと思った。課題が大きければ得られる達成感も大きく出るので、その課題を解決してどうなるのかを考えて、一つ一つ真剣に向き合っていきたい。」


「自分がこの講座で大切だと思い、今後の活動で意識したと思ったことは3つある。

1つ目はテーマ、課題をより具体的に定めること。

2つ目はクリティカルシンキングを大切にして、自分たちの研究を吟味すること。

3つ目は新規性と独創性を大切にすること。

自分達の班はまだ課題とする地域、年齢層など具体的に決められるところまでできていないので、フィールドワークに入るまでにしっかりと決めて自分たちなりの考えをもちたい。また、聞き手をあっと驚かせるような発表にできるよう、既存のものに頼らず、自分たちで調べられるところは自分たちでやって考えていきたい。」



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