「国際探究Ⅰ」県内フィールドワークを実施しました。
高校1年生は、テーマ別に分かれた全54班がそれぞれに協働して探究活動を行っています。その一環として、平成28年11月10日(木)に県内フィールドワークを実施しました。今回見学を受け入れてくださった訪問先は、北は大館市比内町から南は横手市柳田まで、23カ所に及びました。関係各位のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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県立大学生物資源学部では、探究活動へのアドバイスのほか、県立大図書館での資料検索方法も教えていただきました(長濱先生)。また、サブサファリ・アフリカの農業や食生活、文化について講義(曽根先生)いただくとともに、バイオテクノロジーセンターではDNA解析機器の用途について解説していただきました(藤先生)。
先生方からは、もっとグローバルな視点をもちながら確実に研究を進めるよう、厳しいご指摘も賜りました。
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アフリカの食料難や貧困を探究している班は、解決の糸口を見つけるためにアトリオン内のJICA秋田デスクへの聞き取りに向かいました。担当の方は10月28日のSGHカンファレンスにも参加され、南高生が今取り組んでいることを興味深く見つめていてくださいました。
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にかほ市平沢は、世界をリードしている大企業創業の地です。サテライト工場のスペースを活用した植物工場では、これまでアイスプラントの商品化に成功している他、イチゴやトマトの栽培も行われています。日本の「ものづくり」の成果は野菜栽培にも巧みに活用されています。
どうやったら世界に貢献できるのか。南高生の探究は続きます。