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(旧)探究部SGH班

[SGH]JA秋田中央会にて「グローカル・ミーティング」を行いました。


6月15日(金)、高校3年生の2グループ7名が、秋田市内のJA秋田中央会を訪問し、JA青年部の役員の方々に対して研究成果を発表し、意見交換を行う「グローカル・ミーティング」を行いました。

今回、訪問させていただいたのは、高3学校設定科目「グローバル・イシュー」で課題研究を行っている7グループのうち、6班と7班です。

6班の研究テーマは、「アメリカの肥満を日本の食文化で解決する」というもの。昨年度は、日本食の特色の一つである発酵食品や日本酒の利点についても研究しましたが、今年は和食を軸として研究しています。近年、世界に広まっている和食をさらに普及させ、健康増進につなげることを提案しました。

青年部の方々からは「食文化の違いもあるから、日本食をそのまま提供するのではなく、アメリカ人に受け入れられるような味付けも考慮してみてはどうか」などの助言をいただきました。

7班は、「GNSS(全球測位衛星システム)などの機器を導入する精密農業により、食糧増産を効率的に行い、食糧不足問題を解決する」という視点から研究を進めてきました。今回、「農家はそれぞれ独自の工夫をこらしていること」や、「法人化することにより農業機械の稼働率を上げていること」などの貴重なアドバイスをいただきました。プロの熱気を肌で感じ、今後の研究を深める意欲が一層高まりました。

今回の活動は、実際の農業に従事している方々と意見交換をさせていただき、専門的な知識や農業を進めていく上での考え方などに触れ、研究に実現性を持たせるための大きなヒントをいただくことができました。また、私たちの研究に対して温かな励ましの言葉もかけていただきました。お忙しい中にも関わらず、ご協力いただいたJA秋田中央会ならびに青年部役員の皆様方に厚く御礼申し上げます。

高3「グローバル・イシュー」では、このあと6/21(木)に「グローカル・ミーティング」の第3弾として、県内外で活躍されている企業経営者の方々を、本校にお招きしします。

このような機会を通じて研究をさらに深め、その成果を地域や世界に発信し、さらに研究成果の社会への還元と実践に取り組んでいきます。

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