SGHで「食品ロスの減少」を研究している高校3年生のグループが、中等部生にワークショップを行いました。~グローバル・イシュー~
5月24日(木)6校時、高校3年生のグループ6名が、本校中等部2年生に対して、ワークショップ授業を実施しました。
このグループは、SGH課題研究「グローバル・イシュー」において、「食品ロスの減少」をめざして研究を行っているグループです。 昨年度、生徒や保護者、さらにインターネットを使用して海外などにアンケートを行って、「食品ロス」について意識調査を行いました。そのアンケートによると、特に若い世代に食品ロスに対する意識が低いことが分かったのです。そこで今回、中等部生に自分たちの研究成果を発信し、食品ロスに対する意識改革ができないかというアイデアを考えました。そして、自分たちで先生方に掛け合って、今回のワークショップの実現にこぎ着けたのです。
ワークショップでは、グループ討議を通して、中等部生に食品ロス削減のための解決策を考えてもらいました。中等部生も活発に意見交換し、食品ロスを減らすために自分たちで今からできることは何か、頭をひねって考えました。
そして、「食材を買うときは使う分だけ買うようにする」、「1週間分のメニューを決めて買い物をする」、「家にある食材でも目立たない物には付箋などを貼って使い忘れのないようにする」、「賞味期限が切れてもまだ食べられるので、一手間加えて美味しくいただく」など、素晴らしいアイデアがたくさん生まれました。
中等部生からは、「この講座を通して、自分たちでも出来ることがたくさんあることが分かった」「うちの人にも伝えて、すぐにでも取り組んでいきたい」などの感想が出ました。
高3生のグループは、このあとも同様のワークショップを実施するほか、さまざまな実践活動を通して、研究成果の発信に取り組んでいく予定です。