中等部1年部:進路講話を行いました。
12月17日(木)、中等部1年生を対象とした進路講話会を行いました。
講師をお務めいただいたのは、秋田市に本社を置くIT企業、株式会社エスツーの代表取締役である須藤晃平さんです。
秋田南高校の卒業生でもある須藤さんは、15年前に25歳の若さで会社を立ち上げ、その後、東京から仙台、仙台から秋田へと拠点を移しました。インドネシアなど海外でも事業を展開しているほか、近年は秋田県eスポーツ協会を立ち上げるなど、グローバルかつ多方面で活躍されている方です。
今回、中等部1年生に、これからの社会をどう生きていくか、ご自身の経験をもとに、さまざまな角度からお話しいただきました。
生徒の感想の一部を紹介します。
「須藤さんの話を聞き、印象に残った言葉がたくさんありました。特に『苦しい思い、悔しい思いをするからこそ、生きごたえのある、よい人生を送ることができる』という言葉に胸を打たれました。この言葉は、ものすごい経験を積んでいかないと言えないことだと思います。何度負けても、目標を掲げて『次も頑張ろう』と思うことで、心が強くなって成長することができると知りました。」
「どんな感じの講話なのか不安でしたが、須藤さんは堅苦しい人でなかったので、楽しく聞けました。特に印象に残ったのは、秋田に本社を移動させた理由でした。自然に恵まれた場所で暮らし、発想力を豊かにするという考え方がすごいと感じ、秋田のよさを再確認できました。」
「一つのものを好きだという点は同じでも、『何が好きか』が違うことで、自分の働く道が見えてくるとおっしゃっていて、自分の好きなものの『何が好きなのか』を一度じっくり考えてみたいと思いました。失敗したり、うまくいかなかったりしても、改善案を考え、明日やることを見つけ、次こそ、次こそと踏ん張って諦めずにいたいです。そして心のレベルをどんどん上げて成長し、たくさんの人との関わりの中で体験したことを話せるような人になって、生きごたえのある人生にしたいと思います。」
須藤さん、誠にありがとうございました。