【中等部】12月の給食
本校中等部で12月に実施した給食をご紹介します。12月は、11月から取り入れている「給食献立コンテスト」で採用された生徒考案メニューや、冬至メニューなどが登場しました。
<給食献立予定表>
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<給食便り>
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12月2日(月)【日本の料理:北海道編】
「ご飯 牛乳 スープカレー コーンサラダ りんごゼリー」
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いつものカレーと違い、サラサラしたスープカレーは北海道で誕生した料理です。1970年代前半、札幌市内の喫茶店が薬膳スープにカレーの味をつけて売り出したのがスープカレーの始まりと言われています。素揚げした野菜が入るのが特徴で、給食では、じゃがいもやにんじん、ピーマン、れんこんなどの野菜を素揚げしました。栄養のバランスのとれたボリューム満点の北海道らしい料理でした。
生徒たちは、ご飯とスープを交互に食べたり、スプーンにのせたご飯をスープに浸したりしながら、北海道料理を楽しんでいました。
12月3日(火)【給食献立コンテストメニュー:第8弾】
「バターロール 牛乳 大根のポトフ 鶏肉のハンバーグ風チーズ焼き~かぼちゃのせ~ 小松菜とツナのサラダ」
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「バターロール」「大根のポトフ」「鶏肉のハンバーグ風チーズ焼き~かぼちゃのせ~」「小松菜とツナのサラダ」は、3年2組 舘岡 采香さんの考案メニューです。采香さんは、「朝食の献立」というテーマに沿った一食分の献立を考案してくれました。「鶏のハンバーグ風チーズ焼き」は、鶏のひき肉をハンバーグ型にして焼き、その上にかぼちゃとピーマン、チーズを乗せて焼きました。ハンバーグに、かぼちゃの甘みとチーズの塩気が合わさり、とてもおいしかったです。采香さんが献立を考案してくれたのは夏でしたが、給食での提供が冬になったため、「夕顔のポトフ」を「大根のポトフ」に、「ゴーヤとツナのサラダ」を「小松菜とツナのサラダ」に変更して提供しました。彩り美しく、栄養バランスもよく考えられた献立でした。
12月6日(金)【給食献立コンテストメニュー:第9弾】
「栄養満点!ビビンバ丼 ワンタン入りわかめスープ ラ・フランスゼリー」
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「栄養満点!ビビンバ丼」と「ワンタン入りわかめスープ」は、2年1組 渡辺 優香さんの考案メニューです。優香さんは、「韓国料理」をテーマに、栄養バランスのとれた一食分の献立を考案してくれました。
「栄養満点!ビビンバ丼」は、ほうれん草、にんじん、もやし、ぜんまいなど、日本人が不足しがちな野菜を多く使っている他、豚肉やキムチなども乗っており、丼一つで様々な栄養素が摂れるように工夫されていました。
また、「ワンタン入りわかめスープ」は、わかめ以外にもワンタンや豆腐などが入ることで、具だくさんでボリュームのある一品でした。キムチのピリッとした辛さや、熱々のワンタンは、冷えた体を温めてくれました。みんなでおいしくいただきました。
12月9日(月)【給食献立コンテストメニュー:第10弾】
「さばめし 牛乳 豆乳スープ ブロッコリーとしらすのシーチキン和え」
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「さばめし」「豆乳スープ」「ブロッコリーとしらすのシーチキン和え」は、2年2組 工藤 結翔さんの考案メニューです。結翔さんは、手軽に作ることができ、かつ食品ロス削減にもなる「朝食の献立」を考案してくれました。
「さばめし」は、昆布を乗せて炊いたご飯に、さばの缶詰や切り干し大根、焼きのりを混ぜ込みました。さらに「さばめし」で、だしとして使った昆布を細く刻み、「豆乳スープ」に入れるなど、食材を余すことなく使っていて、環境にも優しい献立でした。
「ブロッコリーとしらすのシーチキン和え」は、冷凍ブロッコリーやシーチキン缶詰、しらすを使用し、包丁を使わなくても簡単に作ることができるため、朝食にもぴったりな一品です。
結翔さん考案のこちらの献立は、「給食献立コンテスト」の「家庭科 安保先生賞」を受賞しました。おめでとうございます。
12月10日(火)【給食献立コンテストメニュー:第11弾】
「きのこパン 牛乳 かぼちゃスープ トマトソースのチキン もやしと豆苗のソテー アセロラゼリー」
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「きのこパン」「かぼちゃスープ」「トマトソースのチキン」は、2年2組 小山田 凛香さんの考案メニューです。凛香さんは、秋の食材を豊富に使った「栄養バランスがとれた朝食の献立」を考案してくれました。
「きのこパン」は、ぶなしめじなどのきのこを味噌で味付けし、食パンの上に乗せてチーズをかけ、オーブンでこんがりと焼き上げました。
「かぼちゃスープ」は、糖質を多く含むかぼちゃを使用しているため、エネルギー補給が必要な朝にもぴったりです。また、凛香さんは、朝の忙しい時間でも簡単に作れるように、サラダチキンを使用した「トマトソースのチキン」という料理を考えてくれました。給食では、鶏モモ肉にトマトソースをかけて提供しました。
特に生徒たちに大人気だったのは「きのこパン」で、休みの生徒の分はじゃんけんで争奪戦になっていました。
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12月12日(木)【給食献立コンテストメニュー:第12弾】
「麦ご飯 牛乳 さつま汁 たらの蒸し焼き ひじきと大豆の炒め物」
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「たらの蒸し焼き」は、1年2組 髙橋 そよさんの考案メニューです。「いろいろな切り方に挑戦」というテーマに沿って「たらの蒸し焼き」を考案してくれました。
そよさん考案のレシピでは、半分に切った「ぶなしめじ」や短冊切りにした「エリンギ」、半月切りにした「玉ねぎ」を、たらの切り身の下にしき、アルミホイルで包んで蒸し焼きにしています。
給食では大量調理のため、オーブンで蒸し焼きにした「たらの切り身」の上に、きのこソースを乗せるという調理法に変更して提供しました。旬の食材を使った料理で、季節を感じることができました。たらときのこソースの相性も抜群でした。
12月13日(金)【世界の料理:シンガポール編】
「シンガポールチキンライス 牛乳 ヨンタオフー ビーフンのカレー炒め」
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この日の献立は、中等部3年生が2025年2月に修学旅行で行く、シンガポールの料理でした。「シンガポールチキンライス」は、ゆでた鶏と、そのゆで汁で調理したご飯を一緒にお皿へ盛り付けた料理で、シンガポールなどの東南アジアでは定食としてよく食べられています。シンガポールでは「海南鶏飯(ハイナンジーファン)」と呼ばれています。給食では、鶏がらスープで炊いたご飯に、蒸した鶏肉とねぎソースをトッピングして食べました。
また、汁物として提供した「ヨンタオフー」は、シンガポール風のおでんのことで、あっさりとしたスープに、豆腐やさつま揚げ、油揚げ、チンゲン菜、たけのこなどたくさんの具材が入っていました。
給食の時間、ある女子生徒が「ヨンタオフー」のスープを一口飲んで「これおいしい・・・!」と言ってくれ、とても嬉しくなりました。
12月17日(火)【あきたday献立】
「麦ご飯 牛乳 県産じゃがいものみそ汁 県産豚肉と野菜の寒こうじ炒め とんぶりのおかか和え」
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毎月19日の「食育の日」にちなみ、少し早い「あきたday献立」を提供しました。「寒こうじ」は、米こうじともち米を塩で仕込んだ秋田の伝統的なこうじ調味料です。寒い時期に仕込み、半年から一年ほど熟成させます。給食では、寒こうじに漬け込んだ県産豚肉を、キャベツやにんじん、玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めた「県産豚肉と野菜の寒こうじ炒め」を提供しました。
また、副菜の「とんぶりのおかか和え」では、大館市産とんぶりのプチプチとした食感を楽しむことができました。生徒の中には「とんぶり」を初めて食べたという生徒もいました。貴重な経験になったのではないかと思います。
12月18日(水)【冬至献立】
「わかめうどん 牛乳 かぼちゃコロッケ 白菜のゆず風味マヨ和え」
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12月21日(土)は「冬至」です。「冬至」とは、1年の中で最も昼が短く、夜が長い日のことです。日本では、昔から冬至の日に、ゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べたりすると風邪を引かないと言われています。この日は、少し早い「冬至献立」を提供しました。
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれていることから、「わかめうどん」には、うどんやにんじんといった「ん」のつく食材を使用しました。また、カロテンやビタミンCが豊富に含まれている、かぼちゃを使ったコロッケや、ゆずこしょうの風味がほんのり漂う「白菜のゆずこしょうマヨ和え」もあわせて提供しました。冬至献立で寒い冬を乗り越えるための英気を養いました。
12月19日(木)【給食献立コンテストメニュー:第13弾】
「バターライス 牛乳 野菜の具沢山コンソメスープ もみの木チキン イタリアンサラダ クリスマスマドレーヌ(ココア)」
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「野菜の具沢山コンソメスープ」は、1年2組 足利 菜々保さんの考案メニューです。冬休み前最後の給食でした。
菜々保さんは、「いろいろな切り方に挑戦」というテーマに沿って「野菜の具沢山コンソメスープ」を考案してくれました。キャベツは「一口大」に、キャベツの芯と玉ねぎは「薄切り」に、じゃがいもとにんじんは「乱切り」に、ウィンナーは「輪切り」にし、いろいろな切り方で、食感が良くなるようにと工夫して作ってくれました。野菜のうま味をシンプルに味わえるスープで、みんなでおいしくいただきました。
他にも、クリスマス間近ということで、もみの木の形をした「もみの木チキン」や、サンタの焼き印がついたココア味の「クリスマスマドレーヌ」で、一足早くクリスマスの雰囲気も楽しみました。
12月に実施した給食献立をご紹介しました。
本校では今後もおいしい給食の提供に努めてまいります。
来月もどうぞお楽しみに!