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【中等部】4月の給食

  • 執筆者の写真: 教育情報部
    教育情報部
  • 19 時間前
  • 読了時間: 6分

本校中等部で4月に実施した給食をご紹介します。

       ○給食献立予定表○               ○給食便り○


4月9日(水)【給食開始】

「お花のハンバーグカレー 牛乳 彩りサラダ お祝いゼリー」

今年度の給食がスタートしました。入学したばかりの1年生は、少し緊張した面持ちでしたが、ワクワクした表情も見られ、新しいクラスの仲間と協力して、丁寧に給食準備を進めていました。2・3年生は慣れた様子で準備をササッと進め、さすが上級生!と感心しました。今年度も、給食が生徒のみなさんの心身の発達を助け、「食」を学べる機会となるよう、給食室メンバー一同、心を込めて頑張ります。この日は華やかな花形のハンバーグカレーと、同じく花形の豆乳クリームが乗ったいちごゼリーで、新入生のみなさんを歓迎しました。


4月10日(木)

「野菜みそラーメン 牛乳 小松菜と鶏ささみの中華和え フルーツ杏仁」

ラーメンなどのめん類は、生徒に人気があります。にんにく・生姜でしっかりと下味を付けた豚肉を、人参、もやし、コーン、キャベツなどのたっぷりの野菜と一緒に炒め、鶏がらだしの効いたスープに仕上げています。生徒たちは、大きな丼に入ったラーメンスープに、袋に入っためんを各自で入れ、スープとよくからませながら食べていました。この日の献立は特に野菜がたっぷりで、全て残さず食べた場合、1日にとりたい野菜350gのうち、約半分もの量を摂取できました。

ラーメンの具材はこのように野菜や肉などで具だくさん!回転釜の中もいっぱいです。

炒めていくと、少しかさが減ります。

最後にほうれん草と長ねぎをたっぷり入れて、ラーメンスープを仕上げました。栄養満点です。


4月11日(金)【創立記念日メニュー】

「赤飯 牛乳 お祝いすまし汁 かつおフライ 筑前煮」

4月13日は本校の創立記念日です。当日、生徒は休みのため、前々日に創立記念日メニューを実施しました。お祝い事の際に食べられる「赤飯」は、精白米にもち米を混ぜてふっくらと炊き上げました。また、「すまし汁」は、昆布とかつお節でじっくりとだしを取り、薄口しょうゆと食塩で丁寧に仕上げました。昆布から出るうま味成分「グルタミン酸」とかつお節から出るうま味成分「イノシン酸」の相乗効果により、強いうま味のあるすまし汁となり、生徒や先生方からも好評でした。すまし汁には、「祝」の文字が入ったなるとを浮かべました。

本校は今年、創立63周年を迎えました。


4月15日(火)

「米粉パン 牛乳 チョコレートクリーム 米粉と白いんげん豆のポタージュ 県産ポークコロッケ 春野菜ソテー」

秋田県産の米粉が小麦粉に30%練り込まれた「米粉パン」は、そのもちもちとした食感が生徒たちに人気です。この日は、秋田県産米粉と白いんげん豆ペーストを使ったポタージュを合わせ、米粉づくしでした。小麦粉で作るルウではなく、米粉や白いんげんペーストを活用することで、さっぱりとしたポタージュに仕上がります。春野菜ソテーは、アスパラガスや春キャベツを使用し、パプリカやハムも加えて春らしい彩りでした。


4月16日(水)

「ご飯 たけのこのみそ汁 メバルの塩こうじ焼き 揚げじゃがいものそぼろあん」

本校の給食では初めて提供した「メバルの塩こうじ焼き」。「メバル」は大きな目が張り出して見えることから「メバル(目張)」と呼ばれるようになったそうです。日本では、秋田県を含め、北海道から九州までとれるそうですが、春の海釣りで釣る魚の代表であるため「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれています。ほんのりと甘い塩こうじの味付けが、メバルのうま味をより引き立てていました。


4月18日(金)【あきたday】

「ご飯 牛乳 男鹿産めかぶのみそ汁 県産豚肉のりんご生姜焼き ふきとぜんまいの煮物」

毎月19日は「食育の日」です。本校ではこの日を「あきたday」と称し、秋田県産の食材や料理を豊富に用いた給食を実施しています。今回は、秋田県産「秋のきらめき」と「めんこいな」をブレンドした米を炊いた「ご飯」と男鹿産のめかぶを使った「男鹿産めかぶのみそ汁」、秋田県産豚肉とすりおろしたりんごを使用した「県産豚肉のりんご生姜焼き」、秋田県産のふきを使用した「ふきとぜんまいの煮物」を実施しました。「ふき」は数少ない日本原産の野菜で、日本全国の山や野に自生し、山菜として古くから食されてきました。少しほろ苦い、春の風味を味わいました。


4月22日(火)【世界の料理:アメリカ編】

「コッペパン 牛乳 いちごジャム コーンスープ チリコンカン シーザーサラダ」

アメリカのテキサス州南部で発祥したと言われている「チリコンカン」。ひき肉や玉ねぎ、トマト、豆などをチリパウダーでスパイシーに煮込む料理です。給食では「大豆、白いんげん豆、ひよこ豆、赤いんげん豆、いんげん豆、枝豆」など多くの種類の豆をふんだんに使用しました。アメリカは、トウモロコシ、大豆、小麦などの穀物や豆類を多く生産しており、日本も多くの食料をアメリカから輸入しています。実際に、今回のチリコンカンに使用した「大豆と枝豆以外の豆類」はアメリカが原産国でした(大豆と枝豆は秋田県産)。生徒の中には豆が苦手だという生徒もいますが、この日は食べやすかったようです。本校では、定期的に世界の料理を提供しています。各国の料理を食べることで、世界の食文化を学び、体験し、グローバルリーダーとしての豊かな国際感覚を育むことを目的としています。


4月24日(木)

「しらすと小松菜のチャーハン 牛乳 たっぷり野菜の春雨スープ 鉄カルパオパオ」

この日、朝から生徒たちの中で話題になっていた「鉄カルパオパオ」。「鉄カルパオパオ」って一体何だろう?と様々な予想がされていましたが、正解は、「鉄」と「カルシウム」が強化された、焼売のようなまんじゅうでした。成長期の子どもたちに特に必要とされている「鉄」と「カルシウム」ですが、実際は、多くの子どもたちが不足していると言われています。この「鉄カルパオパオ」の具材には、豚肉や豚レバーなどが使用されており、カルシウムも添加されています。生徒たちも食べやすかったようで、手軽に鉄とカルシウムを補給できました。この日のメインだったチャーハンにも、しらすや小松菜を入れて、鉄とカルシウムを豊富に摂れるようにしました。


4月30日(水)【日本の料理:佐賀編】

「シシリアンライス(ご飯・豚肉の甘辛炒め・ゆで野菜) 牛乳 新玉ねぎのチキンスープ 鉄分葉酸ヨーグルト」

佐賀県発祥のご当地グルメ「シシリアンライス」や佐賀県産の新玉ねぎを使った「新玉ねぎのチキンスープ」を提供しました。シシリアンライスは、温かいご飯の上に、野菜と甘辛いタレで炒めた肉と玉ねぎを乗せ、仕上げにマヨネーズをかけた料理です。この日は、各自でご飯の上に野菜と肉をのせ、マヨネーズをトッピングし、オリジナルのシシリアンライスを作って食べました。また、「新玉ねぎのチキンスープ」に使った「新玉ねぎ」は佐賀県産のものを使用しました。春の時期に出回る「新たまねぎ」は多くが佐賀県産です。通常のたまねぎは収穫後1カ月ほど乾燥させてから市場に出回りますが、新たまねぎは収穫後すぐに出荷されます。みずみずしく、軟らかいことが特徴で、今回のスープでは口に入れた瞬間、ふわっと溶けるような食感を味わうことが出来ました。クラスに行き、「今日は新たまねぎのスープだよ」と伝えたところ、生徒たちは興味津々の様子で、新たまねぎの特徴を知った後、味わって食べてくれていました。


4月に実施した給食献立の一部をご紹介しました。本校では今後もおいしい給食の提供に努めて参ります。来月もどうぞお楽しみに!




 
 
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