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進路指導部

令和6年度「東大ツアー」に行ってきました。

令和6年12月14日(土)~15日(日)、10名の生徒が、東京大学を訪問する「東大ツアー」に行ってきました。

今年度は青森県立青森高校、奈良県立畝傍高校との合同ツアーとして実施しました。


ツアーの様子をご紹介します。



12月14日(土) 

秋田駅を7:16発のこまち号で出発した高1生3名、中等部生7名の総勢10名は、地下鉄の乗り換えと満員電車の洗礼を受けた後、12:00頃、東京大学本郷キャンパス・安田講堂前に到着しました。


雪の秋田からたどり着いた本郷キャンパスの銀杏並木は、まだ秋の名残をとどめていました。


ここで学生団体FOSの皆さんと合流し、学食・学生協を案内してもらいます。



再び安田講堂前で、青森県立青森高校、奈良県立畝傍高校のみなさんと合流し、石橋信夫記念ホール(情報学環ダイワユビキタス学術研究館)に向かいました。



東大NO.1人気の呼び声高い、宇野健司先生のゼミ「通称宇野ゼミ」に参加します。

冒頭、挨拶代わりに各校の校歌を斉唱することになりました。

中等部生の指揮でミッションをクリア。

人数は他校の3分の1でしたが、音程だけは死守できたと思います。


「寝る人、私語をする人は退出」「必ず全員挙手」という「宇野ゼミ」の教えに従い、今回のテーマである「幸せとは何か」について、全員が懸命に考え、話し合い、挙手し、発言しました。





学ぶ上で大切なことを教えていただき、御一緒した青森高校、畝傍高校の皆さんたちとのディスカッションでも、大いに刺激を受け、有意義な時間となりました。



ゼミの後は、学生団体FOSの皆さんとの交流会を行いました。


それぞれ出身地や公立や私立といったバックグラウンドの違う3人の学生さんから、学生時代使っていた参考書や一日のスケジュールの立て方、モチベーションの保ち方などをうかがい、東大入学が「夢」から現実的な「目標」に変わった人もいたようです。



交流会の後は、徒歩で河合塾本郷校に向かいました。

東大から一番近い特化型予備校で、校舎長の功刀亮先生の講義を受けました。


東大の魅力、アドミッションポリシーについての説明の他、授業、テスト後の復習の重要性や、「目指す仲間を減らさない」「受験では誰も『よーい、ドン』を言ってくれない」など、難関大を目指すうえで大切なことを教えていただきました。



書き込みの多い東大合格者の授業ノートに見入る参加者の姿が印象的でした。


この後は、東京駅に向かい、駅構内でグループごとに夕食をとり、宿に戻りました。

しかし、駅内でちょうどよい食事場所を探すことが、この旅最大の難関だったグループも…。

まずはひたすら移動し、学んだ1日目でした。

 


12月15日(土)

ホテルで朝食をすませ、東大ツアー2日目がスタート。

この日は、学生団体 FairWind の皆さんに案内していただく日。

待ち合わせ場所(今回2度目の安田講堂)に向かう途中、せっかくなので赤門前でも記念撮影を。




FairWind には、本校卒業生で秋田南GSOメンバーの東大1年生、佐藤一仁さんも所属されています。後輩の参加者たちを迎えに来てくれました。


小グループに分かれ、改めて、現役東大生によるキャンパスツアーの始まりです。



図書館。時間が早かったため、残念ながら入ることはできませんでしたが、外から歴史と風格を堪能しました。




赤門の裏側にも回ってみましたが、現在、閉鎖中。耐震工事の費用をクラウドファウンディングで募っているとか。

現役東大生の皆さんも、入学式以外で開いているのを見たことがないそうです。



学内とは思えないほどの険しい道を越えて、夏目漱石の小説で有名な「三四郎池」(心字池)へ。

思わず池の錦鯉に見入る参加者たちでした。




理工学部の庭にあった不思議なオブジェ。



「上っていいよ」という看板を信じて高校生3人は探検の旅に向かい、無事登頂に成功。

先端科学技術センターが近くにあるため、建築系と芸術系分野とのコラボレーション作品ではないかとのお話でした。学問領域を越えた交流や研究ができるのも、東大の魅力のようです。



ツアーのフィナーレは、東大生とのワークショップです。

会場の「アカデミー湯島」まで歩いて向かいます。




「地方学生に追い風を」というキャッチフレーズのもと、活動されているFairWind の皆さんの企画では、大学生活の苦労や楽しさ、東大の魅力についてレクチャーを受けました。


少人数の交流会では、大学生の皆さんが具体的な勉強の方法や行き詰まったときの対処法など、様々な相談に親身になって答えてくれていました。








初日の宇野ゼミの教えを活かして2日間積極的に挙手し発言していた参加者一同は、この後、お昼の新幹線に乗り、楽しい思い出と振り返りアンケートとともに帰路につきました。


2日間の弾丸ツアー、お疲れ様でした。











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