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探究活動部

高2「学術探究」公開成果発表会を開催しました。

10月28日(木)、秋田県児童会館けやきシアターにおいて、高校2学年「学術探究コース」の生徒が、これまでの探究活動の成果を発表する、「学術探究」公開成果発表会を行いました。


本校は文部科学省スーパーグローバルハイスクール(SGH)ネットワーク事業参加校として、グローバルリーダー育成のための教育活動に力を入れています。各学年の「総合的な探究の時間」に、自らテーマを定め、課題の解決に挑む探究活動を行っており、高校2年生からは「学術探究コース」と「総合探究コース」の2つのコースで探究活動を行っています。

このうち学術探究コースでは、選択者40名が現代的な社会課題の解決や幅広い自然科学の問題の追究をテーマとしたグループ研究を行っており、このたびの公開成果発表会では、これまでの研究の成果を、英語で発表しました。


探究・SGH – 本校の取組



また、この発表会は秋田県教育委員会の「地域を支える人材育成事業」により、地域に開かれた学習成果の発表の場として公開の発表会としています。ただし、今年度は新型コロナウイルス感染症対策として入場者数を制限することとなったため、オンラインでライブ配信を行いました(途中、通信トラブルにより中断される時間帯があり、視聴された皆様にはご迷惑をおかけしました)。


下記にて録画した動画を改めて公開しています。どうぞご覧ください。




その他、会場では、参観者の手指消毒やマスク着用など、感染対策を行って実施しました。



発表を行ったのは7グループの生徒たち。昨年度同様、コロナ禍で外部機関との連携も十分にできない状況のなかではありましたが、自らが設定したテーマについてのこれまでの調査内容や自分たちなりの解決策を発表しました。


司会や発表前の説明など、進行も生徒自身の手によって行いました。




発表グループと、タイトルは以下の通りです。


6班 高橋翔太、深谷航馬、阿部俊喜、今野珠希、佐々木歩子、笛木りのあ、高橋保乃和

『未来に「つながる」秋田市をつくる』

Changing Akita into a Sustainable City 



5班 虻川優太、浅野巴、大屋敷舟、鎌田藍璃、田口優美、夏井蒼太

Continuing Akita's Agriculture into the Future

『秋田の農業を未来につなぐ』



2班 佐藤綸倖、工藤百華、千釜まあさ、平塚咲菜

How to Live a Healthy Life Without Functional Foods

『機能性表示食品を用いずに健康的な食生活を』



1班 板橋綾郁、伊藤優正、内田佑奈、高橋佑輔、花田仁、斉藤一輝

Possibility of Offshore Wind Power

『洋上風力の可能性』


 

4班 馬場浩太郎、伊藤温翔、佐藤佑、新山璃空

Promoting At-home Care with “Narrative Book Akita”

『「ナラティブブック秋田」を活用した在宅医療・介護の普及に向けて』


 

3班 佐藤碧葉、伊藤翔太、千馬裕河、相場望愛、石内心雪、七戸康太、戸沢周真

Bilingual Education Reform for Elementary Schools

『バイリンガル育成のための小学校教育改革』



7班 細川英佳、佐々木瑞穂、須藤麻帆、高野竜乃介、絹川航、葛西小雪

Sustaining Festivals in Akita

『秋田の祭りの継承』




各グループとも、どう表現したら自分たちの主張が伝わるか、工夫を凝らして発表しました。

英語での発表はなかなか大変ですが、身振りや手ぶりを交え、聴衆に分かりやすい表現を心掛けました。







質疑応答では、客席に入った本校の高校2年生が、英語での質問に挑戦しました。

発表者の回答に対してさらに質問を重ねる質問者もいるなど、充実した質疑の応答によって、互いに学びを深める機会となっていました。






今回、審査員を務めていただいたのは、以下の方々です。


秋田県立大学生物資源科学部 准教授 志村 洋一郎 氏

秋田県教育委員会高校教育課 主任指導主事 小林 正英 氏 

秋田南GSO(本校54期・国際教養大学4年) 篠木 春菜 氏       

秋田県立秋田南高等学校 校長 伊藤 雅和




閉会行事にて、審査員の志村先生、小林先生からご講評をいただきました。



 

審査結果は以下の通りです。


最優秀賞 7班『秋田の祭りの継承』



優秀賞  4班『「ナラティブブック秋田」を活用した在宅医療・介護の普及に向けて』



第3位  5班『秋田の農業を未来につなぐ』



平成27年度からのSGH指定校期間から数えると、この公開成果発表会も7回目を数えます。

その年その年で、生徒の研究テーマや調査活動には変化がありますが、毎年、生徒たちが全力で取り組む姿は変わりません。

そして年々、発表や質疑のレベルが向上してきています。

発表会終了後の達成感に満ちた表情に、改めて生徒たちの成長を感じることができました。


これまでご指導、ご協力いただいた皆様に、改めて感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。



(この記事の写真の一部は、高校写真部が撮影しました)

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