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  • 探究活動部

高2「学術探究」English Seminar を実施しました。

6月25日(土)、高校2年生「学術探究」コースの生徒を対象とした、英語コミュニケーション能力向上講座「English Seminar」を実施しました。


オープニングでは、コーディネーターの高橋和也先生より、英語での挨拶。

ここからは、セミナー中の先生からの指示や、生徒との会話も、すべて英語です。


まずは、本校ALTのKristopher先生による講座。

効果的なプレゼンテーションについて、具体例を示しながら説明していただきました。


説明を受けて、生徒同士で、どういうプレゼンが「よいプレゼン」か、英語でディスカッションしました。



その後は、グループごとに実践的な英語のプレゼンテーションに向けた活動。

プレゼンテーションは、学術探究での各グループの研究テーマについて、英語で紹介するものです。


講師の先生方からアドバイスをもらいながら、プレゼンテーションの骨子を作っていきます。

どんな表現を使えば、自分たちの主張を的確に聞き手に伝えることができるか、より良い表現方法を考えながら取り組みました。



午後からは、プレゼンテーションに向けた準備の時間。

最初に学んだことを活かして、スライドを作成し、より良いプレゼンテーションに向けて、何度も練習を繰り返します。





そして、いよいよプレゼンテーション本番。





それぞれのグループの発表の後は、英語での質疑応答を行って、互いの研究について深め合いました。





短い期間でしたが、どのグループも、プレゼンテーションの質を高めるために非常によく取り組んでいました。

また、英語での発表や交流についても、前向きに取り組む姿勢が高く評価されていました。



活動を終えた生徒の振り返り記述の一部を紹介します。


「初めて英語でのプレゼンテーションを行ないましたが、想像していたよりもはるかに難しく緊張しました。英単語は一語に様々な意味があるので、聴衆にわかりやすいように気をつけて単語を選ぶ必要があると痛感しました。繰り返し取り組んだことで、本番では、最初よりも全体的によくなったと実感できてよかったです。」


「内容をつかんだ上で掘り下げることが、英語になると何倍も大変だと改めて気付かされた。自分の英語力をもっと高めて、班のメンバーに追いつけるように頑張りたい。発表内容については、今はまだ現実的ではない部分も多い気がするので、質疑応答で聞かれた内容も踏まえて再構成していきたい。」


「他グループの発表を聞いていて、内容が面白いグループの発表はやはり自然と発表に引き込まれました。でも、逆に面白いからいいというわけではないと思います。聞き手が興味をもってくれるような面白さと、数値的な根拠、真面目さを持ち合わせているのが良い発表だなと思いました。また、英語を流暢に話しているグループは、聞いてて心地よかったし、集中して発表を聞くことができました。自分たちも、そういう上手な人達のスキルを盗んで、もっと良い発表ができるように、頑張っていきたいと思います。」


「どのグループの発表も、興味深いテーマだった。また、スライドの構成も工夫されていて、論理的な発表が多かったと思う。グラフや統計など、具体的な数字を用いていた班の主張はより説得力があったので、取り入れたいと思った。」


「スライドは、主張がしっかり伝わるように、図や配置、文字の色や太さを工夫した。特にフィードバックをもらって改善した後のスライドは、発表内容を伝えるのに大きく役立ったと思う。発表順が真ん中だったので、最後まで集中して聴いてもらえるように、問いかけや、注意を惹くような画像を準備した。また、初めは緊張していたが、ずっと英語で話しているうちに、最終的には英語での発表に慣れ、リラックスして発表できた。」


「抑揚をつけて本当に伝えたいことというものを意識してプレゼンできたと思います。また、文章づくりの際は誰でも分かるような簡単な単語、簡単な構文を使うようにしていたので、次回の発表でも『高度な英語』ではなく『分かりやすい英語』を目指して頑張りたいと思います。」



生徒たちは、これからの探究活動に向けて、モチベーションを高めることにつなげることができたようです。

ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。



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