[SGH]グローバル・イシューにて、起業家・経営者の方々との「グローカル・ミーティングⅡ」を実施しました。
7月4日、5月の「グローカル・ミーティング in 秋田市役所」に続き、「グローカル・ミーティングⅡ」を、7名の講師の方々をお招きして本校で開催しました。
講師の方々は、県内外の各分野で活躍されている起業家・経営者の皆さま方。
当日は発表班6班と参観班9班が3つの会場に分かれ、前回同様にこれまでの探究内容や提案などを発信し、各班担当の講師の方々と意見交換しました。
これで15の探究班すべてに外部に向けた発表・発信の機会が設けられたことになります。
6つの発表班は、前回参観した経験やすでに秋田市役所で発表した班からの助言を活かし、入念に準備した資料をもとに、それぞれのスタイルで発表を行いました。
講師の方々はそれぞれ生徒の発表を誠実に聴いてくださり、専門性を活かした助言やご自身のエピソードなどを、熱心に、そして時にユーモラスに語ってくださいました。
発表後の全体会では、講師の方お一人お一人から講評をいただきました。高校生らしい着眼点やこだわりをもって探究を重ねていることについて相応の評価をいただきましたが、一方で「研究に対する謙虚さを持つこと」や「当初のテーマに立ち返って見ること」の大切さを指摘していただきました。
活動後の振り返りシートには「“変える”ではなく、“加える”や“減らす”の観点が現実的ということを教えていただき、自分でも納得した」「秋田だからできること、学生だからできることについて考えを深めることができた」「医療に関わっている講師の方ならではの視点が参考になった」などの記載が見られました。
今後は、夏休みを経て9月までに、これまでに得た多くの経験を論文のかたちにまとめる活動に取り組んでいきます。
今回、発表・意見交換させていただいたグループとテーマ、講師の方々は次のとおりです。
4班 知られざる海藻の効用 ~生活習慣の改善を目指して~
丑田 俊輔 様 (ハバタク株式会社 代表取締役)
7班 オーストラリアの海をワカメから守れ!
寺田 耕也 様 (株式会社 Local Power 代表取締役社長)
8班 シジミで水質改善
柳沢 龍 様 (一般社団法人ドチャベンジャーズ 代表理事)
11班 米ぬかで先進国の栄養不足を救う
渡部 真吉 様 (株式会社e-MOTIONs 代表取締役CEO)
黒瀬 友基 様 (有限会社ライスロッヂ大潟・黒瀬農舎 代表)
13班 米の可能性 ~ヨーロッパの小麦アレルギーを持つ人々へ~
首藤 郷 様 (株式会社こめたび 代表取締役)
14班 糖尿病患者の今後の食事管理法に対する提案
穂積 憲 様 (外旭川サテライトクリニック 歯科医師)
講師を務めていただいた皆様、大変にお忙しいところ、本校生徒のために貴重な機会を提供していただき、ありがとうございました。