「国際探究Ⅱ」公開成果発表会について
平成28年10月28日(金)、秋田市文化会館大ホールにて、秋田南SGHカンファレンス「国際探究Ⅱ」公開成果発表会が開催されました。
10月17日に行われた校内成果発表会で選抜された代表6グループ、計28名が発表を行いました。
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また、代表グループ以外の10グループは、事前に研究内容を英語でまとめたポスターを作成し、文化会館ロビーに掲示しました。
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会場には本校1・2年生と中等部参観希望生徒のほか、研究指導者・協力者、運営指導委員、県内外の教育関係者、県教育委員会、保護者、県立由利高校国際科の生徒の皆さんなど約700名が来場されました。
また、スペシャルゲストとして、向後秀明文部科学省調査官に参観いただきました。向後先生からは、生徒に対して英語で熱いメッセージをいただきました。
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秋田や日本と、世界各地の食と農の現状について比較・考察し、世界の食糧問題の解決に向けて研究を進めてきました。
発表・質疑応答ともすべて英語で進行しました。由利高校の皆さんからも多くの質問をいただき、英語で交流することができました。
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参加した方々からは、「英語であれだけ堂々と発表し、話せるのは素晴らしい」、「自分たちの研究内容を一生懸命伝えようとする姿に感心した」など、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。
審査結果は次のとおりです。
・最優秀賞 B1班(2D 南條佑佳、荒木関輝、小林涼花、佐々木彩乃) 「子どもの食育の可能性 ~アメリカの肥満解消~」 Possibility of food education for children - In order to solve American obesity -
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・優秀賞 C1班(2D 原田雄生、泉夏菜、黒澤祥明、鈴木亮祐) 「高齢化社会の農業のあり方 ~農業支援スーツの提案~」 How to Make the Agricultural Model in Aging
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・審査員特別賞 ※研究の具体性と独自性を評価したもの D3班(2G 佐藤皓斗、石井瑞夏、加藤風香、佐々木颯斗、高野光) 「輪作体系を用いてガーナの食糧事情に貢献する」 Solving food problem in Ghana by using rotation of crops
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SGHの探究活動を通して、生徒の主体性や多面的・多角的なものの見方、グローバルな視点、英語コミュニケーション能力など、多くのものが養われていることを実感しています。 生徒の活動を支えてきてくださった研究指導者の先生方やフィールドワークでお世話になった方々、保護者の皆様など多くの関係者のご協力にこの場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。