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(旧)探究部国際教育班

アメリカの大学に進学した先輩からアドバイス。海外進学セミナーを行いました。


6月19日(水)、本校卒業生(54期)でアメリカの大学に進学した原田雄生さんを講師に迎え、海外進学セミナーを実施しました。

当日は、他校からの参加生徒を含む、希望生徒約30名が集まりました。

本校では近年、卒業後に海外大学に進学するケースが増えてきています。今回は、実際に海外進学を果たした先輩を講師に、海外進学や多様な進学を考える生徒へのサポートの機会として開催しました。

 原田さんは、昨年3月の本校卒業後、直接アメリカの4年制大学に進学しました。進学先はインディアナ州のリベラルアーツカレッジである、デポー大学。政治学と歴史学を専攻しており、この夏で新2年生に進級します。

原田さんは、自分がなぜ海外大学に進学したのか、その目標を達成するためにどんな努力をしたのか、自身の高校生活を振り返りながら、語ってくれました。海外大学を受験するには、もちろん英語の学習だけではダメです。他教科の学習も当然大事ですし、課外活動の経験も重要になります。どんな勉強をすれば良いのか、どういう活動が評価されるのか、分からないことだらけの中、原田さんは自分からいろんな活動やセミナーなどに飛び込んだり、関心をもった人にSNSを使って直接コンタクトを取ったりしたそうです。そして、そうして知り合った仲間と情報交換を行って、知識と経験を深めていったと言います。

今回のセミナーに参加した生徒たちは、大きな刺激をもらうことができたようです。参加生徒の感想には、「行動力を見習いたい、どんなことも積極的に取り組もうと思った」、「私ももっと自分を高められるように、英語だけでなく他のことも頑張っていきたい」、「母校のために積極的に活動してくださっていて素晴らしいと感じた」、「数学も英語もまずは今ある学習をしっかりやって、先を見据えたロングスパンの計画を立てられるようになりたい」等、海外進学に限らず、自分の進路を見据えた前向きな言葉が並んでいました。

セミナー修了後も、たくさんの生徒が原田さんに質問したり、アドバイスをもらったりしていました。後輩たちのために熱心に助言してくださった原田さん、ありがとうございました。

なお、このセミナーは当初、NPO団体「留学フェローシップ」の方々と原田さんの合同で実施する予定でした。「留学フェローシップ」とは、海外大学に進学・留学した日本人学生による、同じ志を持った高校生を応援する団体です。毎年「留学キャラバン隊」として全国を回り、海外進学セミナーを行っており、今回は東北地方のキャラバンツアーの一つとして、本校での開催を予定していたものです。 しかし、前日に山形県沖で発生した地震の影響で、留学フェローシップの皆さんは来校できなくなってしまいました。当日は、原田さんのみのセミナーとなりましたが、留学フェローシップのキャラバン隊は、後日、改めて開催する予定です。詳細が決まりましたら、ホームページでもご案内いたします。


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