[SGH]高1「国際探究Ⅰ」成果発表交流会にて、一年間の探究活動の成果を発表しました。
2/27(木)、令和元年度秋田南高校SGH課題研究「国際探究Ⅰ」成果発表交流会を開催しました。
この会は、高校1年生全員が、研究構想「『こまちの里』秋田の高校生が,『地球村』の食糧問題に挑む!」に基づいて、グループで行ってきた1年間の研究の成果を発表するものです。
(なお、この日、本校を会場で行う予定であったAKITAグローバルネットワーク事業「GN研究発表交流会」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、大変残念ではありますが、開催中止となっています。)
午前中は、6教室に分かれて、51班すべてのグループが発表を行いました。
多くのグループが、パソコンを使ってのプレゼンテーション形式で発表。
各グループとも、これまでの学習で見いだしたグローバルな食糧問題について、フィールドワークや文献調査を通して現状や要因を探り、自分たちなりに考察した解決策を、工夫を凝らして発表しました。
1月に行った中間発表の時から、自分たちの提案が聞き手に伝わるよう、各グループとも改善を加えた発表でした。
今年も、高2SGHクラスの生徒が1年生の各教室に入り、発表を参観して質疑応答にも参加しました。SGHの先輩として助言をしてくれました。
各教室で優秀発表に選ばれたグループは、下記の通りです。
A組会場
B組4班 「チャドの栄養失調をスピルリナを用いて解決する」
山正向菜子,相場脩佑,小野寺玲旺,加藤弥希,平野芽生
B組会場
海外2班 「Reducing Diabetes with EDAMAME」
鈴木望翔,石田聖,塚本美優,小野愛実,藤原莞人
C組会場
D組6班 「アフリカの食糧問題を土壌改善によって解決する」
夏井慎之介,工藤洋資,佐藤愛莉,瀧澤颯大,吉田莉衣奈
D組会場
海外5班 「Solving Malnutrition Problems in Laos Using Gojiberries」
佐藤玲良,田中彩葉,田中大翔,伊藤冴夏
E組会場
D組1班 「米粉の力で若者の米離れを解決させる」
加藤真穂,青木千聖,金子美優,田口いろり
F組会場
F組2班 「水質汚濁およびマイクロプラスチック問題がもたらす海洋生物の生態系崩壊と食糧問題」
井上音輝,伊藤立樹,佐藤萌生,土田心音
午後からは、中等部体育館棟アリーナにて、代表班がステージ発表を行いました。
保護者の方々や、SGHの講座やフィールドワークでお世話になった連携機関の方々も来てくださいました。
高2SGHクラスと中3の生徒も参観しました。
各グループとも、堂々としたプレゼンテーションを披露。
海外フィールドワーク班をはじめ、3グループが英語発表に挑戦しました。
司会進行も生徒たち自身で行いました。
そして、ノルウェーからの留学生、デボラ・サレンさんも登場。
本校で身に付けた日本語で立派に発表しました。
また、発表後には、質疑応答もあります。
会場の生徒から、鋭い質問が飛びますが、発表者もしっかりと対応。
素晴らしい質疑応答の時間になりました。
審査員を務めてくださった、名古屋大学客員教授・株式会社エスペック上席顧問の佐藤登先生からご講評をいただきました。
審査結果は以下の通りです。
最優秀賞 海外1班 藤原菜摘、高橋乃愛、森川隼斗、三浦萌花
「Increasing Thai Fishermen Income by Selling Tsukudani」
優秀賞 1D7班 天野祐晴、金田莉里、佐々木千寿、髙橋莉子、デボラ・サレン
「ホワイトソルガムを用いて北米の肥満問題を解決する」
第3位 海外3班 佐藤萌香、斎藤琉那、笛木悠慎、菊地まゆか
「Solving Food Loss in Pakistan by Japanese Fermentation Techniques」
会場においでいただいた皆さま、誠にありがとうございました。