11月の給食を紹介します。
11月に実施した本校中等部の給食を紹介します。
11月も、10月に引き続き、「給食献立コンテスト」で採用された生徒考案の献立が給食に登場しました。献立予定表に二重線を引いているものが生徒考案献立です。
給食だよりには献立考案者からのコメントを載せていますので、ぜひご覧ください。
<給食献立予定表>
<給食だより>
・11月2日(月)
「ご飯 かぶのスープ ホイコーロー 野菜春巻」
「ホイコーロー」は1年1組の山本 八雲さんが考えたレシピで調理しました。ホイコーローは中国四川省の料理です。中国のホイコーローはニンニクの葉とトウバンジャンを使い、辛みが強いことが特徴ですが、日本で作られているホイコーローはテンメンジャンという甘みそを使い、キャベツの使用が定番となっています。八雲さんは家庭で調理した際に野菜を半量ずつ炒め、シャキシャキの食感になるように工夫したそうです。ご飯が進む美味しい一品でした。
・11月5日(木)
「ルーローハン ねぎとわかめのスープ マンゴープリン」
今日の1食分の献立は2年1組の根 唯央さんが考案しました。ルーローハンは台湾の代表的な料理で、しょうゆと砂糖で甘めに煮込んだ豚肉を、汁ごとご飯にかけていただきます。台湾では八角というスパイスを入れますが、少しくせがあるため、唯央さんは代わりに生姜を使って食べやすくなるようにしたそうです。また、青菜と卵をトッピングすることで彩りを良くし、スープはあっさりと仕上げることで肉料理に合うよう工夫したそうです。全校生徒でペロリといただきました。
・11月10日(火)
「パズーのパン シータのスープ 野菜サラダ ぶどうゼリー」
今日の献立は3年1組の佐藤 弥恵さんが考案しました。「パズーのパン」と、「シータのスープ」はジブリ映画「天空の城ラピュタ」に登場する料理です。「パズーのパン」は、目玉焼きがのっていて、映画では一つの目玉焼きを分け合い美味しそうに食べるシーンが印象的です。「シータのスープ」は飛行船の中でシータが作る味わい深いスープです。各自で粉チーズを振り入れ、シータの気分を味わいました。映画を思い浮かべながら美味しく楽しくいただくことができました。
・11月18日(水)
「ご飯 秋田県産牛すきやき さんまおかか煮 もやしの梅ドレ和え りんごゼリー」
秋田県産黒毛和牛を使用した「すきやき」が給食に登場し、生徒のみならず、教職員も大喜びでその美味しさを味わいました。今回の牛肉は、コロナウイルスの影響で消費が落ち込んでいる県産品を給食に取り入れる取り組みの一つとして提供することができました。上質な脂と、やわらかい肉質の県産牛肉の味わいは絶品で、この日の給食は全クラスが完食するほどでした。12月には県産牛肉を使用した「牛丼」が給食に登場予定です。秋田県の食材や生産者の方々に感謝しながら美味しくいただきましょう。
・11月24日(火)
「コッペパン みかんジャム ミネストローネ(肉入り) 焼き栗コロッケ 温野菜」
「ミネストローネ(肉入り)」は1年2組の加藤 璃子さんが考えたレシピで調理しました。ミネストローネは、イタリアの野菜スープです。璃子さんはもともとミネストローネが好きだったため、家で調理に挑戦したそうです。璃子さんのレシピは様々な種類の野菜の他に、鶏肉を使用するため、食べ応えがアップしています。また、味付けにはトマトジュースと塩麹を用いています。塩麹を入れることによって、一般的な塩で味付けするよりも甘みが増して、美味しく食べることができ、人気の一品になりました。
・11月27日(金)
「あんかけラーメン フルーツ杏仁」
気温がぐっと下がり、本格的な冬が近づいてきました。この日の給食はとろ~り「あんかけラーメン」でした。ニンニクと生姜でしっかりと下味を付けた豚肉と、玉ねぎ、もやし、白菜、人参などを炒め合わせ、たっぷりの片栗粉でとろみを付けました。冷めにくいスープは寒い季節にぴったりで、身体もポカポカに暖まりました。ラーメンを味わった後にはさっぱりとした「フルーツ杏仁」をいただきました。
11月のおもな給食の献立をお知らせしました。
本校では、この後も美味しい給食をお届けしてまいります。
どうぞお楽しみに。