12月の給食を紹介します。
12月に実施した本校中等部の給食を紹介します。
10月からスタートした「給食献立コンテスト」採用献立も12月で最後となりました。
12月は3つの生徒考案献立が給食に登場しました。献立予定表に二重線を引いているものが生徒考案献立です。給食だよりには献立考案者からのコメントや食育の様子を掲載していますので、ぜひご覧ください。
<給食献立予定表>
<給食便り>
・12月3日(木)
「タコねぎチャーハン 牛乳 中華ねぎ塩スープ 豆苗とちくわのマヨポン和え」
この日の1食分の献立は2年3組の高橋咲妃さんが考案しました。タコには「タウリン」、ねぎには「アリシン」という辛み成分、米には「炭水化物」が含まれています。それが一緒に摂れる「タコねぎチャーハン」は疲労を回復させ、パワーが湧いてくる一品です。サラダはシャキシャキとした歯ごたえとコクのある味付けが特徴で、あっさりとしたスープにもよく合い、全校で美味しくいただくことができました。
・12月9日(水)
「ひじき混ぜご飯 牛乳 大根のみそ汁 県産ブリ照焼 ごまマヨサラダ」
「県産ブリ照焼」は、コロナウイルスの影響で需要が落ち込んでいる県産品を、給食で積極的に消費しようと取り入れたものです。
題して「食べて応援!メニュー」。大きくて肉厚のブリは美味しくて食べ応えがありました。カラフルな彩りのご飯とサラダにもよく合いました。
・12月10日(木)
「鶏飯(けいはん) 牛乳 はんぺんチーズサンド 小松菜のごま和え」
「鶏飯(けいはん)」は、鹿児島県奄美大島の郷土料理です。蒸した鶏肉のささみ、しいたけ、錦糸卵、ネギ、パパイヤの漬物などの具材をご飯の上に盛り付け、熱々の鶏ガラスープをかけて食べます。
このメニューは、昨年の給食献立コンテストで給食に登場しました。考案したのは3年1組の小笠原 胡春さんで、給食に登場してから人気メニューとなりました。南国の島料理ですが、秋田の寒いこの時期に食べても体を温めるにはぴったりの料理です。美味しくいただきました。
・12月14日(月)
「わかめご飯 牛乳 春雨スープ よだれ鶏 もやしのナムル」
「よだれ鶏」は、1年2組の深谷颯馬さんが考案したレシピで調理しました。よだれ鶏は、中国の四川省の料理で、茹でた鶏肉に唐辛子やラー油などを効かせたタレをかけて食べます。
この「よだれ鶏」という料理名は、中国四川省の文筆家が、この料理を食べたときのことを「今思い出してもよだれが出てくる」と、その美味しさを著書に書いたことが由来とされています。颯馬さんのレシピは、辛みを少し抑え、しょうがを効かせて食べやすくなるよう工夫されています。ご飯が進む美味しい一品で、中国の食文化を知る機会にもなりました。
・12月17日(木)
「牛丼 牛乳 白菜のみそ汁 ほうれん草のごま風味」
「食べて応援!メニュー」、今月2回目は秋田県産黒毛和牛を使用した「牛丼」でした。3年2組の教室をのぞいてみると、「いただきます」の合図とともに、男子も女子もほぼ全員がおかわりに向かうという場面に遭遇し、「また出して下さい~!」という声が教室に響きました。
また、「コロナの影響で行事などが中止になったのは残念だったけれど、給食で牛肉が食べられて良いこともあった」という声も聞こえてきました。美味しい牛肉を食べられることに感謝しながらいただきました。
・12月18日(金)
「豆乳キムチ担々麺 牛乳 フルーツヨーグルト」
「豆乳キムチ担々麺」は3年2組の武塙欣大さんが考案したレシピで調理しました。この料理は、給食献立コンテスト応募献立の中から採用献立を決める際に、一番人気となったメニューです。
欣大さんが考案した担々麺は、最初に、にんにくや生姜、長ねぎをひき肉と一緒に炒めて香りを出し、キムチや豆板醤を入れてさらに炒めます。そこに豆乳を加えてスープを作ることで、コクのある辛みになるよう工夫されています。寒い季節にもぴったりな体の温まるメニューで、美味しくいただくことができました。
12月の給食献立の一部をご紹介しました。
本校ではこれからも美味しい給食の提供に努めて参ります。どうぞお楽しみに!