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  • 探究活動部

国内外の高校生と交流・議論。令和4年度 京都府WWL高校生サミットに参加しました。

10月29日(土)、本校の高校2年生8名が、令和4年度京都府WWL高校生サミットにオンラインで参加しました。


本校は、令和2年度より、京都府立鳥羽高校を開発拠点校として京都府教育委員会が進めている「京都府WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム」の連携校として、国内外の24の高校とのネットワークを構築しており、ともに探究活動の取組などで連携しています。


> 探究・SGHページ - 「​WWLコンソーシアム構築支援事業」について


今回の高校生サミットでは、京都や山形、沖縄など全国各地のネットワーク参加校のほか、オーストラリアの高校生も参加して、「『豊かさ』の価値の再創造による持続的な未来社会の創出」をテーマに、SDGsの目標を踏まえた3つの領域について、日本語または英語でのグループディスカッションを行って、持続的な未来社会の創出のために高校生に何ができるのかを発表しました。


本校から参加したのは、高2学術探究コースの8名。


 英語グループ: 佐藤弘徳さん、上田青空さん、飯尾月葉さん、佐藤一仁さん

 日本語グループ:佐藤莉央さん、木村高子さん、今野惺琶さん、宮本静さん


 

それぞれ、オンライン上で他校の高校生たちとグループを編成し、ディスカッションを通してそれぞれの考えを一つの解決策にまとめ上げ、プレゼンテーション作成を協働で進めました。


参加した生徒たちは、モニター画面越しに積極的に意見を交わしながら、グローバル課題の解決に取り組みました。




そして、最後に各グループから解決策を発表しました。

いずれも高校生らしく、自分たちに何ができるかを考えて、解決策をプレゼンテーションしていました。


全国の高校生と交流を深めながら、持続可能な社会の実現に向けて考えることのできた、貴重な機会となりました。

参加された各校の皆様、京都府教育委員会の皆様、誠にありがとうございました。




本校生徒の振り返りの一部を紹介します。


「他の都道府県の生徒とオンラインで話し合いをするという経験はとても貴重なものだったと思う。途中で音が聞こえなくなったり、資料が動かなくなったりするアクシデントはあったが、臨機応変に対応することができた。今まで自分が過ごしてきた環境は世界の中のほんの一部でしかなく、日本国内には異なる価値観や多様性を持った人がたくさんいるということを改めて実感した。今後生きていく中でふとした瞬間に思い出すような、有意義で特別な時間を過ごすことができた。参加して本当によかった。」


「司会やリーダーといった役割だけではなく、むしろそれ以外の人がどう立ち回るかによって話し合いや活動の円滑さに差が出ると感じた。どんな状況であっても、自分が今できることを探して積極的に行動できるような人でありたいと思った。」


「まったく離れた人と会話することで、異なった価値観を共有することができました。それに対してどう対応すればいいか不安になりましたが、自分の意見をはっきり相手に伝え、相手の意見は受け止めるということが大切だと改めて思いました。話し合いでは、みんなと協力して良いアイディアが出せたと思います。」


「当日は京都の人と一緒でしたが、公共機関に着目する人もいれば、観光形態に着眼する人もおり、多種多様な考え方の中共通点を見出していくのはとても新鮮でした。ただ、最初はあまり話し合いが弾みませんでした。それはお互いがお互いのことを知らなすぎたからです。打ち解けるきっかけとなったのは”共通点”を見つけたことでした。今度修学旅行で京都に行くのだと、そしてその2日前には模試があるという話をしたらとても盛り上がり、その後にもう一度本題に戻ったらさっきのがうそのように話が進みました。共に考え、チームとして動くときは最初から本題に入るよりも、焦らず、まずはお互いの共通点を見つけ、心を開いてから行うほうが実はより良い話し合いになるなぁと感じました。」


「今回、初対面の人とリモートで意見を言い合うのは、とても難しかった。また、県外の高校生と関わる貴重な機会で、地域によって全然違う考え方や感じ方かあり、そこをすり合わせてひとつの提案まで持っていくのが大変だった。初めは緊張であまり喋れずグループ内で沈黙してしまったが、その時に司会をやると立候補して進めてくれた人がいたり、話の内容をまとめて確認してくれた人がいたりと、同じグループの人が積極的に活動していたことに刺激を受けた。今後は、今回最初に話を始めてくれた高校生のように、誰かがボールを投げるのを待つのではなく、自分から投げられるようになりたいと思った。」



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