10月の給食
本校中等部で10月に実施した給食をご紹介します。
10月は家庭科と給食委員会によるコラボ企画「給食献立コンテスト」メニューが登場しました。家庭科では夏休みに、食材の切り方や献立作成の課題が出されます。そこで作成したレポートを、給食委員会主催の「給食献立コンテスト」への応募用紙とし、給食委員が審査を行い、採用されたメニューが10月~12月の実際の給食に登場します。
給食委員による審査の様子です。
工夫の凝らされた美味しそうな料理ばかりで、絞り込みに苦労していましたが、とても楽しそうに活動していました。
<給食献立予定表>
<給食便り>
10月3日(月)
「ポークカレー 牛乳 彩りサラダ 小魚アーモンド」
秋休み明け最初の給食は「ポークカレー」の献立でした。
「ポークカレー」は、にんにく・生姜・赤ワインで下味をつけた豚肉と、食べやすくカットした人参・じゃがいも・玉ねぎ・ささがきごぼうを具として使っています。また、出来上がりの直前にチーズを入れ、カルシウムを強化し、カレーのコクもアップさせています。
生徒たちは美味しそうに食べてくれました。
10月5日(水)
「麦ご飯 牛乳 じゃがいものみそ汁 あじ磯辺フライ 切干大根の含め煮」
切干大根は、旬の時期に収穫した大根を細く切り、天日干しにして作られた食品です。干すことで旨みや甘みがアップし、シャキシャキとした歯ごたえも生まれます。歯や骨をつくるもとになる「カルシウム」や、貧血を予防する「鉄」、腸の調子を整える「食物繊維」が豊富で、給食ではよく取り入れている食品の一つです。
10月6日(木) 【給食献立コンテストメニュー:第1弾】
「焼肉ビビンバ 牛乳 豆腐とわかめのみそ汁 和梨ゼリー」
「焼肉ビビンバ」と「豆腐とわかめのみそ汁」は、3年2組 塚田 大翔さんの考案メニューです。「焼肉ビビンバ」は、焼肉のタレ・コチュジャン・豆板醤などで甘辛に味付けした豚肉と、ごまがさわやかに香るナムル、ピリ辛のキムチ、ゆで卵が乗っていて、混ぜながらいただく料理です。混ぜることでそれぞれの味が美味しく混ざり合い、ご飯が進みました。
生徒や先生方からも「もう一度食べたい!」と好評でした。
10月13日(木)
「ご飯 牛乳 ほうれん草のみそ汁 さんま生姜煮 秋野菜の煮物 みかんゼリー」
秋にちなんだ給食を提供しました。「秋野菜の煮物」には、さつまいも・しめじ・しいたけ・舞茸など、今の時期に旬を迎える食品を豊富に用いました。さつまいもの甘みと、きのこ類の旨みや風味が煮物の味を引き立ててくれました。
いも類やきのこ類については、10月の給食献立表でも栄養の特徴などを紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
10月14日(金)
「クリームスパゲッティ 牛乳 ポテトとウインナーのスープ イタリアンサラダ 原宿ドッグ(メープルカスタード)」
「クリームスパゲッティ」は、玉ねぎや人参、しめじなどをバターで炒めて香りを出した後に、牛乳をたっぷり加えてコクのある味わいに仕上げました。
「イタリアンサラダ」は、色とりどりの野菜と角切りにしたチーズ・砕いたアーモンドを加えて作りました。おかわりする生徒も多く見られ、見た目でも楽しみながら食べてくれた様子でした。
10月18日(火) 【給食献立コンテストメニュー:第2弾】
「米粉パン 牛乳 チョコレートクリーム かぼちゃシチュー えごま豚メンチカツ 温野菜」
「かぼちゃシチュー」は、1年2組 佐藤 香帆さんの考案メニューです。具には、かぼちゃ・玉ねぎ・豚肉・人参・コーンなどが使われています。かぼちゃの自然の色だけで、鮮やかな色彩のシチューに仕上がり、生徒たちにそのことを伝えるととても驚いていました。豚肉の香ばしさやコーンとかぼちゃの甘みを感じることのできる濃厚なシチューで、給食後にはたくさんの生徒たちから「美味しかった!」という声が聞かれました。
10月19日(水) 【あきたday】
「比内地鶏の炊き込みご飯 牛乳 いものこ汁 県産厚焼き玉子 県産小松菜のごま和え 秋田のりんごゼリー」
毎月19日は「食育の日」です。
本校ではこの日を「あきたday」とし、地場産物を豊富に用いた給食で県産食材を味わいながら食について学ぶ機会としています。この日は、比内地鶏の消費拡大事業を行う秋田県から比内地鶏の提供を受け、学校給食で活用することができました。比内地鶏の旨みが詰まった「炊き込みご飯」と秋田県の郷土料理「いものこ汁」、県内産の食材をたっぷり用いた「厚焼き玉子」「ごま和え」「りんごゼリー」をいただき、郷土秋田の食をじっくりと味わいました。
10月27日(木) 【給食献立コンテストメニュー:第3弾】
「枝豆ご飯 牛乳 えのきと豆腐のみそ汁 仙台麩とちくわの煮物 ほうれん草のごま和え いちごヨーグルト」
「枝豆ご飯」「えのきと豆腐のみそ汁」「仙台麩とちくわの煮物」「ほうれん草のごま和え」は、2年1組 藤原 みさとさんの考案メニューです。
「枝豆ご飯」は枝豆と塩昆布が入った混ぜご飯で、枝豆の食感と塩昆布の塩味がマッチしていました。仙台麩は宮城県の登米市の伝統食で、油麩とも呼ばれます。豊かな風味と肉のような食感が特徴で、今回の煮物では味がよく染み込んで食べ応えもあり、調理員さんがみさとさんのアイディアを絶賛していました。全校生徒で美味しくいただくことができました。
10月28日(金)
「みそラーメン 牛乳 小松菜と鶏ささみの中華和え 大学芋」
さつまいもが美味しい季節になりました。大学芋は、生のさつまいもを購入し、食べやすい大きさにカットして油で素揚げし、タレと黒ごまを絡ませて作っています。中はふわっと、外はカリッとした食感で、校長先生も大好きな一品です。生徒たちからも「今日の給食美味しかったです!大学芋は週3回出してほしいです」との声が聞かれ嬉しくなりました。また登場させようと思います。
10月31日(月) 【ハロウィンメニュー】
「チキンライス 牛乳 パンプキンポタージュ 温野菜 ハロウィンセレクトデザート(ババロアorプリン)」
ハロウィンにちなんだ給食を提供しました。鶏肉をトマト味で煮込み、ご飯と合わせた「チキンライス」や、バターで炒めたセロリや玉ねぎ・かぼちゃをたっぷり入れ、仕上げの生クリームでコクを出した「パンプキンポタージュ」、パンプキンババロアかミックスベリープリンかを選択できる「ハロウィンセレクトデザート」の献立でした。
生徒たちが楽しみながら食べる様子が見られました。
ハロウィンセレクトデザートの実施にあたり、前期給食委員の2年1組 菊地 真明子さんがポスターを作成しました。
10月に実施した給食献立と給食委員会の活動をご紹介しました。
本校では今後もおいしい給食の提供に努めてまいります。
来月もどうぞお楽しみに!