高校2年生の課外活動等発表会を行いました。
5月9日(火)、高校2年生の学年集会において、課外活動等発表会を行いました。
昨年度、様々な課外活動に取り組んだ生徒の皆さんが、活動報告として、それぞれの取組について発表しました。
「From Project(ふろぷろ)秋田 第11期」の活動について報告したのは、伊藤雪菜さん、佐藤歩香さん、岩井美優さんの3名。
「ふろぷろ」とは、国際教養大学の学生団体「FROM PROJECT 秋田」による、県内の高校生を対象としたPBL(課題解決型学習)講座です。これまでも本校から多くの生徒が参加しています。
講座は、大学生のサポートのもと、地域の課題や自分の関心ある分野をテーマとして、課題解決をめざした活動を、高校生が自ら企画・運営して半年にわたって行い、最後に公開報告会にてプレゼン発表を行うものです。
今回参加した3名は大学生のサポートを受けながら、それぞれイベントを企画したり、パフレットを作成したり、自分たちで設定したテーマについて取り組んだ成果を報告しました。
続いて、「若者と地域をつなぐプロジェクト事業 国語・算数・理科・デザイン!」について発表したのは、篠原維月さんと岩井美優さん。
この事業は、秋田県あきた未来創造部が実施しているもので、県内の高校生を対象として、地域に寄り添う気持ちを育むことをねらいとした事業です。
2人は、7月から12月まで取り組んできたプロジェクトとして、自分たちが関心をもったものを「観察」し続けてきた成果を、雑誌の形にまとめました。
活動の中で行った、本校の同級生たちへのアンケート結果も交えながら、楽しそうに報告をしてくれました。
最後は、「CEC高校生海外ボランティア」の活動について、宮崎想良さんが発表しました。
宮崎さんは、春休みにフィリピンのセブ島を訪れ、スラム街の子どもたちを支援するボランティアに取り組みました。
現地で出会った人々とのふれあいや、これまで知らなかったスラムの現実について、現地で撮影したたくさんの写真とともに、伝えてくれました。発表を聞いていた生徒からは驚きの声が漏れていました。
本校では、今回発表してくれた生徒の皆さん以外にも、多くの生徒が校内外のいろいろな課外活動に取り組んでいます。さまざまな活動に自ら取り組み、地域の課題や自身の興味・関心のある分野について深めながら、主体性や表現力を磨き、将来の学びや職業に結びつけていくことができています。
秋田南高校では、そうした課外活動にチャレンジする生徒を応援しています。