【中等部】6月の給食
本校中等部で6月に実施した給食をご紹介します。
<給食献立予定表>
<給食便り>
6月5日(月)【歯と口の健康週間献立1日目】
「しらすと野沢菜の炒飯 牛乳 肉団子のスープ 中華サラダ サワーゼリー」
6月4日~10日は「歯と口の健康週間」でした。本校ではこの期間中、歯をつくる原料になる「カルシウム」が豊富に含まれている食材や、噛みごたえのある食材を多く使った給食を実施し、歯と口の健康について考える期間としました。関連する食材は献立予定表に太字で示しました。
生徒たちは、給食時に、「よく噛むことの効果」についてのプリントを読み、しっかりと噛むことを意識して食べていました。
6月6日(火)【歯と口の健康週間献立2日目】
「コッペパン 牛乳 チョコレートクリーム 麦入りクリームシチュー チーズオムレツ ビーンズサラダ」
食物繊維が豊富で、噛み応えのある「押し麦」をクリームシチューに使用しました。プチプチとした食感がクセになります。また、カルシウムたっぷりのチーズを使った「オムレツ」と、秋田県産枝豆やインゲン豆をふんだんに使用した「ビーンズサラダ」で噛みごたえをアップさせました。
「ビーンズサラダ」のドレッシングは、酢や砂糖、オリーブ油、塩、こしょうなどを使って給食室で手作りしました。「さっぱりとしていておいしかった」と好評でした。
6月7日(水)【歯と口の健康週間献立3日目】
「ご飯 牛乳 きのことこんにゃくのスープ チンジャオロース コーンしゅうまい 歯と口の健康週間ゼリー」
たけのこやピーマンなどで、シャキシャキと歯ごたえの良いチンジャオロースでした。スープに使われた「きのこ(ぶなしめじ・えのき・干ししいたけ)」には、カルシウムの吸収を促す働きのある「ビタミンD」が、そして「こんにゃく」には、歯をつくる原料になる「カルシウム」が多く含まれています。カルシウムとその吸収を促すビタミンDが豊富な、栄養満点のスープでした。
6月8日(木)【歯と口の健康週間献立4日目】
「ご飯 牛乳 小松菜のみそ汁 あじレモンしょうゆ煮 鶏肉とメンマの炒め物 青梅ゼリー」
「あじレモンしょうゆ煮」は、中骨まで丸ごと食べられるように圧力調理されていたので、生徒も食べやすかったようです。「あじ」は、カルシウムの吸収を促す働きのある「ビタミンD」を豊富に含んでいます。また、骨ごと食べることで、「カルシウム」も摂ることができました。
「鶏肉とメンマの炒め物」は、本校では初めて提供しました。メンマのシャキシャキした食感とほどよい塩気が、ご飯を進めるおかずとしてもぴったりでした。
6月9日(金)【歯と口の健康週間献立5日目】
「あんかけ焼きそば 牛乳 チンゲン菜のスープ ごまプリン」
歯と口の健康週間、最終日は、「あんかけ焼きそば」でした。「あんかけ焼きそば」は、本校で初めて提供したメニューでした。
スープに使った「チンゲンサイ」は、「カルシウム」やその吸収を促す「ビタミンC」が多く含まれる野菜です。
デザートには、同じくカルシウムの豊富な「ごま」をつかったプリンを提供しました。特に初めて提供した「あんかけ焼きそば」は好評だったようです。
(この日の写真はありません)
6月16日(金)
「アスパラベーコンのスパゲッティ 牛乳 コンソメスープ 温野菜 アセロラミルクゼリー」
旬の「アスパラガス」を使ったスパゲッティを提供しました。今回使用したアスパラガスは秋田県産です。アスパラガスは「アスパラギン酸」という疲労回復に効果のある栄養素が含まれています。この栄養素は、その名の通り、アスパラガスから発見されたことに由来しています。給食ではベーコンと合わせてその美味しさを味わいました。
6月23日(金)
「鶏白湯ラーメン 牛乳 春巻き フルーツゼリー」
鶏白湯ラーメンは白色の鶏がらスープに生姜とにんにくで下味をつけた鶏肉と、もやしや人参、ほうれん草を加えました。ほうれん草は、別にゆでておいて、後からトッピングすることで、彩りよく仕上げました。
「フルーツゼリー」は、パイナップル、黄桃、バナナ、福岡産あまおうを使ったあまおうゼリー、杏仁豆腐を和えました。あまおうゼリーの甘味と酸味が味のアクセントになっていました。
6月26日(月)
「ご飯 牛乳 春雨スープ 酢豚 大豆もやしのナムル」
「酢豚」は、角切りにした豚肉をにんにくや生姜に漬け込んで油で揚げ、筍や人参、ピーマンなどと一緒に、給食室で手作りした甘酢あんに絡めて作った本格派です。生徒たちはほとんど完食していました。ツルっとのど越しのよい「春雨スープ」と、ごまをたっぷり効かせた「大豆もやしのナムル」も酢豚によく合いました。
6月30日(金)
「わかめうどん 牛乳 きびなごカリカリ揚げ ちくわマヨサラダ」
「わかめうどん」は、わかめの他にも鶏肉、油揚げ、人参、ごぼう、ぶなしめじ、干し椎茸、ほうれん草、長ネギを使用し、具だくさんにしました。うどんのスープは、鶏がらスープ、かつお節、昆布を使って「だし」をとりました。さらに、鶏肉やごぼう、きのこ類からも「だし」が出て、うま味の強いスープになりました。
「きびなご」はニシンの仲間で、高知県や鹿児島県、長崎県の五島地方が主な産地として知られています。「きびなごを今回初めて食べた」という生徒がほとんどのようでした。今後も給食に珍しい食材を取り入れ、生徒の食への関心を高めていきたいと考えています。
6月に実施した給食献立の一部をご紹介しました。
本校では今後もおいしい給食の提供に努めてまいります。来月もどうぞお楽しみに!