京都大学・久富先生をお招きして、高1数学 出前講座を行いました。
7月14日(金)5・6校時、高校1年生の授業は、「高1数学出前講座」を行いました。
京都大学大学院 教育学研究科 助教 久富 望(くとみ のぞむ)先生を講師にお招きして、数学の問題を解くためのアドバイスを、数学オリンピックの問題を例に、丁寧に教えていただきました。
また、放課後には、高校数学と大学数学のつながり、大学受験一般、データサイエンスなどについて教えていただき、さらに予定時間をオーバーして、生徒の悩み相談にも熱心にアドバイスしていただきました。
授業に参加した生徒の感想の一部を掲載します。
「所詮人間が作った問題 という言葉を聞いて、普段はこんなの絶対解けないって思う問題でも、自分と同じ人間が作ったものだから自分にも解けるはずという自信を湧き起こすことができました。」
「難しい問題の解説を聞いていくうちに、今まで習ったものを使えばこんなに簡単にできるんだなととても感動しました。自力で解くにはまだまだ力不足だと思うけど、秋田南高校という環境の揃った場で勉強できるし、何より今回の講座で勉強のモチベが少し上がったので、こういう講座に参加したいと思いました。」
「問題が難しくても、問題作成者の視点から考えて、ヒントや出題の意図を見つけ出すのが大事だとわかりました。ミニ講座のときの、『相関係数がなぜコサインとベクトルに関係するのか』についての解説がとてもわかりやすくて感動しました。」
「久富先生のおかげで数学が面白いと思えました。数学があまり得意ではないので数学オリンピックの問題をひとりで解こうとしても諦めて終わりだと思うのですが、久富先生が解くのを見て、段々答えが見えていく過程にとてもワクワクしました。これから数学の問題を解くときは何が本質なのか少し考えてみます。」
講師を務めてくださった京都大学大学院の久富先生、本当にありがとうございました。