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高校2年部

高2修学旅行レポート(海外班)

11月2日(木)、高2生徒42名が、海外修学旅行に出発しました。


行き先はオーストラリア・シドニー。海外修学旅行は4年ぶりの開催です。

5泊6日(うち2泊は機内泊)の日程になります。


初日は、12:00に秋田空港に集合。

保護者の皆さんや瀬田川学年主任に見送られ、羽田空港経由でシドニーに向けて出発です。



まずは無事に、羽田空港に到着。シドニー便は夜10時の出発となります。

出発時刻までは、国際線ターミナルの一室にて事前学習。

オーストラリアの歴史や文化、現地での生活について改めて学びました。



軽食をとり、保安検査や出国手続きを経て、いよいよ搭乗です。

9時間50分のフライトです。






11月3日(金)、旅行2日目。

機内で1泊した修学旅行団一行は、朝9:50、無事にシドニーに到着しました。

気温は22℃。南半球のオーストラリアは、初夏のシーズンを迎えています。




空港からは大型バスでシドニー市内見学へ。

車窓から眺める見慣れない街並みに、外国に来たことを実感します。




まずはシドニー名物・オペラハウスを見学。

1973年に完成した劇場で、世界遺産となっています。




湾の向こうには、ハーバーブリッジ。


昼食は巨大なハンバーガー。ペットボトルもビッグサイズ。

オージービーフを満喫しました。


 

午後はシドニータワーへ。

高さ250mからシドニー市内の素晴らしい景色を一望できました。




夕方には、いよいよホームステイが始まります。

ホストファミリーと合流。


緊張の対面です。

でも、ホストファミリーの方々は皆フレンドリーで、お互いすぐに笑顔があふれました。




2人1組で、2泊3日のホームステイへ向かいました。



11月4日(土)、旅行3日目。

この日は終日ホームステイ。ホストファミリーと過ごしました。

それぞれ、観光やショッピングに出かけたり、ピクニックを楽しんだり、ホストファミリーと充実した時間を過ごしていたようです。






 

11月5日(日)、旅行4日目の朝は雨でした。

ホームステイを終えて、ホストファミリーとはここでお別れです。






さみしい別れの時。

でも、2泊3日のホームステイを経験した生徒たちは、英語でのコミュニケーションにも少し自信をもった様子です。


その後は、バスに乗って、海の近くの「Wild Life Sydney Zoo」へ。



屋内に作られた動物園でカンガルーやタスマニアデビル、クロコダイルにヒクイドリなど、オーストラリアならではの動物たちがたくさんです。





そして、やっぱり主役はコアラ。






かわいらしい姿に、大興奮の生徒たちでした。


動物園を出ると、雨はすっかり上がっていました。

この後は、現地の大学生と一緒に市内をめぐる、B&Sフィールドワークに出発です。




シドニー市内の大学で日本語を学ぶ大学生の皆さんは皆フレンドリー。

ハイドパークやダーリングハーバーなどのエリアで、公園やマーケットなど、楽しく市内を散策しました。



そしてこの日は、シドニー市内のホテルに宿泊。

夕食は、オージービーフのサーロインステーキでした。




11月6日(月)、旅行5日目。

早いもので、シドニー最終日を迎えました。


この日のメインは、現地の高校訪問。シドニー郊外の「Lorien Novalis School」を訪れました。


5万平方メートルの敷地内に広大な森林や果樹園、庭園に囲まれた校舎を持つシュタイナー学校です。

自然豊かな学校で、幼稚園から高校生までの約350名の生徒たちがのびのびと学んでいました。


まずはグループごとに交流。英語での会話も、積極的に。




そして、生徒たちから、日本や秋田の文化や、学校生活について紹介しました。




事前に準備してきたクイズや体験活動を交えて、楽しく交流できました。

そしてグラウンドでも、現地の高校生たちと一緒に活動しました。




現地の高校生の皆さんとは、連絡先を交換し合うなど、すっかり仲良くなりました。





午後には、観光名所の Mrs. Macquarie's Point など、バスでシドニー市内を回りました。

青空が広がる、いい天気に恵まれました。



オペラハウスとハーバーブリッジをバックに記念撮影。


そして市内の免税店でお土産を買った後、シドニー空港へ。

たくさんの思い出と、お土産でいっぱいのスーツケースを持って、帰国の途につきます。



夜10時、シドニー空港を出発しました。



11月7日(火)、早朝6時に羽田空港に到着しました。税関や入国の手続きをすませ、無事帰国。



羽田空港にて、久しぶりの日本食を楽しみました。



この日は全国的に悪天候で、羽田からの秋田便も40分ほど遅れましたが、13:00過ぎに無事に秋田に到着しました。



6日間の旅行を通して、生徒たちは多くの出会いと学びを得ることができました。

この経験は、きっと一生忘れない思い出となることでしょう。



旅行後の、生徒の振り返りの一部を紹介します。


「ホームステイでの時間が自分にとって一番心に残る思い出になり、英語のコミュニケーションを学ぶことができたと思う。現地の方々と会話するのがとても楽しかったが、自分の言いたいことがうまく伝えられない場面もありとても悔しかった。より英語の勉強をがんばろうと思った。また新しく友達をつくることができたり、より相手のことを知れたりなど、この修学旅行を通して人間関係も深められたと感じた。とっても楽しかった。」


「今回の修学旅行で様々な国の人と英語で交流ができた。会話をする上で、相手を尊重することを大切にし、英語がわからなくても積極的に話しかけた。自身の成長に繋がったと思う。このような貴重な経験ができたのでは、家族や先生方、添乗員の方々のサポートありきなので、深く感謝したい。」


「現地学校交流では、皆フレンドリーで、たくさんお話ができた。プレゼンの反応が良くて、面白かった。走ったりバスケなどもしたりして楽しかった。この旅行を通して異国の文化を体験したり、不測の事態に対応したりする力が身についた。この経験を今後に活かしたい。」


「自分の英語が通じることで自信がついた。また、初海外ということもあって不慣れなこともあったが、異国の地の全く違う文化や空気に触れることで自分の視野や興味を広げることができた。とてもおもしろい旅行だった。このことを、これから自身の学習のモチベーションにしていきたい。」


「旅行前にオーストラリアのことは調べたつもりだったが、実際行くと知らなかった常識があったりしたので事前にもっと多く予習しておけばよかったなと思った。ホームステイ先では大人の方は気を遣ってゆっくり話してくれたが子供はお構いなく早口で喋るので英語が聞き取れず、何度も聞き返して気まずくなってしまうことがあった。もっとリスニング力をつけたいと思った。また、ホストファミリーといっしょに行った協会ではカトリックの信仰について軽く理解することができた。」


「この旅行を通して、海外旅行は、(もちろん準備には時間がかかりますが)空港に行ってしまえば全くハードルは高くないということがわかったので、まずは日本で勉強をしっかりとやって、高校生活を楽しんで、成人したら自分のお金でたくさん海外旅行をしたいです。」


「初めの市内見学では、本やテレビで見たオペラハウスを生で見ることができ感動した。シドニータワーからは街を一望でき、歴史的な建物と近代的な施設が並んでいる光景が印象的だった。ホストファミリーと生活をともにして、食文化や生活環境の違いを知ることができた。デパートのみならず家の中もクリスマス一色で、宗教観の差異も感じた。B&Sフィールドワークも、大学生とコミュニケーションを取りながら昼食を食べたりお土産を購入したりでき、非常に充実した時間になった。学校交流は現地の高校生との会話がメインで楽しみながら文化の違いを学ぶことが出来た。また機会があれば交流したいと思う。」


「ホームステイではホストファミリーが18歳だったため親近感があり楽しく過ごすことができた。地元のマーケットやショッピングセンターに連れて行ってもらい、英語での注文などに苦戦したが買い物を楽しむことができた。動物園ではコアラやカンガルー、ワニなどを至近距離で見ることができ、面白かった。大学生との市内観光では、シドニーのケバブを食べたり、班でお揃いのTシャツを買ったりして充実した観光をすることができた。学校交流では現地の人が使う英語に触れることができ貴重な経験になった。サッカーやバスケも楽しかった。」


「オーストラリアでの修学旅行で文化の違いを実感することができました。私は将来国際系の仕事に就きたいと考えているのでこれをきっかけに他の国の色々な文化に触れて見たいと思いました。また、相手の文化を知るには自分の文化の紹介もできる必要があるなと感じたので日本文化についてもまた学び直してみたいと思います。」


「海外の人達はみんな自由だなと感じた、広い視野を持って生活していきたい。」


「学校訪問では、現地の高校生と日本とオーストラリアの違いについて会話をし、日本の紹介やレクリエーションを通して、親睦を深めることができたと思う。大人のような落ち着いた雰囲気のある高校生と触れて、自分も社会に出るために心も成長していかなくてはならないと感じた。連絡先を交換したので、オーストラリアに訪れたときには再び会って、会話をしたいと思った。自分にとって学校訪問が修学旅行での一番の思い出になった。この旅行を通して、自分が今まで磨いてきた英語の力が他の国で通用したことが嬉しく、今後も力を伸ばしていきたいと決めた。高校生活最高の思い出にできたのは、この旅行に関わったすべての人の支えがあったからのことなので、深く感謝をしたい。」



4年ぶりの海外修学旅行は、参加した生徒にとって、大変意義深いものになったようです。

旅行実施にあたり、ご協力、ご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。




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