top of page
  • 探究活動部

高2「総合探究」中間発表会を行いました。

令和5年12月14日(木)6・7校時、高校2年生の総合的な探究の時間「総合探究」で、個人研究の「中間発表会」が行われました。


本日の中間発表会では、総合探究コースの高2生徒、181名が、4月以降取り組んできた研究内容をスライドにまとめ、分野ごとに分かれた教室でグループ発表を行いました。


「総合探究」では、自身が将来学びたい学問分野に関する研究テーマを定め、個人で探究活動を行ってきました。その際、同じ分野を志す生徒同士が小グループを編成し、協働しながら活動を深めました。


生徒たちは、それぞれ5分間の発表を行い、質疑応答を行って交流し、相互に探究を深めました。




さらにその後は、発表者に向けた「アドバイスシート」の記入を行いました。シートには「プレゼンテーション」と「内容」に関する項目があり、真剣に発表を聴き活発に質疑を行った生徒たちは、一生懸命シートを記入していました。

グループ全員の発表終了後には、びっしりと文字で埋め尽くされたシートを交換する生徒たちの姿も見られました。





この「中間発表会」に向けて生徒たちは、これまでの自身の研究を振り返り、他者に伝わるよう工夫してスライドにまとめ、緊張感をもって取り組んできました。

この日は「終わってほっとした」という声があちこちから聞かれました。また、各グループで司会やタイムキーパーを務め、運営に協力してくれたみなさんの働きも、頼もしいものでした。



個人の研究に客観的な意見を貰うことのできる貴重な機会であったと同時に、他者の研究や手法を知る有意義な時間でもあった今回の「中間発表会」を受け、今後もそれぞれのテーマ探究に向けて、研究を深化させてくれることと思います。




以下は、本日の発表テーマの一部です(順不同)。


文学

「古典文学から学ぶ日本人に根付く『美しさ』」

「文学から読み取るLGBTQ+」

「童話から学ぶ教養と教訓」


歴史学・国際関係学

「世界遺産の抹消と経済開発」

「島国と大陸との関係性について」

「徳川家康から学ぶリーダーシップ論」

「イタリアファッションの日本への影響」

「言葉の壁をなくして住みやすい社会に」


教育学

「世界史未履修問題から考えるリベラルアーツ」

「APD/LiDって何??ー学校でできる支援法ー」

「ダイバーシティ教育をしアンコンシャス・バイアスと上手く付き合うには」

「生涯活きる授業を創る〜学び方を学ぶ古典の授業〜」

「聴覚障害者が音楽を楽しむために最も有効な方法とは」


法学

「北欧と日本の社会保障の違い」

「EUから学ぶAIの法規制」

「法から見る天皇の存在」

「イランから見るイスラーム世界」


経済学・経営学・生活科学

「牛島商店街を活性化させたい」

「デジタル通貨の可能性」

「GUCCI vs. LOUIS VUITTON -経営戦略における競争-」

「経営を成功させるには」

「秋田の外国人観光客の誘致」

「SNS社会におけるルッキズムの改善」

「糖類が身体に及ぼす影響と人工甘味料の可能性」

「孤食による偏食者を減らすための地域づくり」


心理学・社会学・スポーツ科学

「自尊心を育む子育て」

「デマが広がりにくいメディアを創るには」

「秋田の婚姻率を上げたい」

「子供からお年寄りまでの交流を作る」

「推しへの気持ちの伝え方」

「不安や悩みに勝つ方法」

「HSPの自己肯定感を高める」

「セルフ心理療法で不安を取り除く」

「可愛いという感情は何によって影響されるのか」

「応援による心理的影響とは」


農学・水産学・生物学

「アリの生態」

「化学の力で甘くて健康に良い炭酸飲料をつくる」

「害虫防除における鳥類の有用性」

「愛犬の目を守るために」

「カカオのフェアトレード推進」

「牡蠣で海を中和する」


医学・看護学・薬学

「医療を経済で救うには」

「救急車の『たらい回し』を解決する」

「聴覚障害と音楽」

「アトピー性皮膚炎の新しい治療法について」

「オーバーフロー脳」

「南海トラフ地震における救急医療体制の整備について」

「男性看護師を増やすためには」


理学・工学

「最短距離、最短効率について考える」

「フェルマーの最終定理のモジュラー形式について」

「ネットワークにおけるセキュリティの現状と考察」

「AIを活かした農業」

「AI医療で秋田を救う」

「災害につよいまちをつくる」

「いつまでも若々しい肌で」

「エリアリノベーションについて」



生徒たちの課題意識や興味関心は多岐にわたっています。

今回の発表会は、中間発表でした。

探究活動は、高3の夏まで続きます。



アーカイブ
bottom of page