高2学探コースの生徒が、オンライングローバルラーニングプロジェクト研究発表交流会に参加し、県内他校生徒と交流しました。
2月8日(金)、令和5年度AKITAグローバル人材育成事業「オンライングローバルラーニングプロジェクト研究発表交流会」が行われました。
この事業は、探究活動や国際教育に力を入れている県内の4つの高校(能代松陽高校・由利高校・角館高校・秋田南高校)が、オンラインにて探究活動や国際交流活動の成果を発表し合い、質疑などを通して交流するものです。
今年度、本校からは学術探究コースの2グループが参加し、英語で探究活動の成果を発表しました。
いずれも、10月に本校で行った高2「学術探究」公開成果発表会で上位に入賞したグループです。
Group 1 遠藤茉央、佐藤歩香、橋本悠汰、原田寧々、福田美海
Enjoy Speaking English with AI
「新しい英語の授業スタイルを提案する」
Group 3 今野若葉、大川百々栄、斎藤彗玖、佐藤愛優、蛭田 結
Reducing "It's me" Scams in Akita
「秋田県のオレオレ詐欺を減らす」
オンラインという形式での発表に、若干の戸惑いもあったようですが、堂々と、楽しく発表することができました。
他校の発表や活動紹介にもふれ、参加した生徒たちは大いに刺激を受けたようでした。
参加した生徒たちの振り返りの一部を紹介します。
「普段は他の学校で行われている探究活動の様子を見ることができないので、交流会を通して知ることができたのはとても意義があったと思います。また、自分たちの発表では、オンライン開催ということも考慮して、公開成果発表会のときと同様に『伝える』ことを意識して発表できたと感じています。このような機会を大切にし、自分の視野を広げていきたいと思いました。」
「自分たちとは全く違うテーマの発表をたくさん聴くことが出来てとても面白かったです。特にジェンダーのプレゼンでランドセルの色についてアンケートをとるという発想も結果も興味深く印象に残りました。私達の発表についても実際に体験してみたいと言ってくださった高校生がいて嬉しかったです。」
「県内の他の高校と研究について発表し合い、たくさんのことを学ぶことができました。どの高校のグループも、問題をよく分析し、仮説を立てて検証、それに基づき結論を出すといった工程がきちんと丁寧に行われてていて、完成度の高い発表だと思いました。質疑応答などで互いの研究について意見を出し合えたのも良かったです。今回学んだことを参考にして、今後の研究をより良いものにしていきたいです。」
「本校の他のグループが探究していたテーマと似ているテーマを探究しているグループがあり、比較することでさらに学びを深められたと思います。探求成果からの学びはもちろん、他校の生徒との交流の機会はなかなかないので、それぞれの学校の良さが伝わったのも良かったと思います。今回の活動を通して得たことをこれからの探究活動にも生かしていきます。」
他校の生徒との交流を通して、多くの気付きや学びがあったようです。