高1「東京大学工学部講演会」を行いました。
2月22日(木)、高校1年生は、「東京大学工学部講演会」を行いました。
日本で有数の研究機関である東京大学の先生の講演を通して、進路意識の高揚を図るとともに自己の視野を広げることが目的です。
東京大学大学院工学系研究科長・工学部長の加藤泰浩教授をお招きし、「みんなで未来を拓いていこう」という演題で、講演していただきました。
先生から、自身の経歴から研究分野に関する内容まで幅広くお話いただき、生徒は興味深く聞き入っていました。生徒から質問も多く出て、その一つ一つに丁寧に回答していただきました。
講演会終了後の生徒の振り返りを、いくつか紹介します。
・東京大学工学部には、本当に多くの研究者がいて、様々な角度から最先端の研究がなされていることを知りました。難しそうなイメージを持っていた「工学」でしたが、理学や薬学、経営学など多様な学問とつながっていることを学び面白いなと感じました。また、研究をする際に「世界や社会のためになること」に焦点を当てているという言葉を聞き、来年度の探究活動でも意識していきたいなと思いました。
・やはり反骨精神は大事だと思いました。私も他人に期待されるより「お前には絶対に無理だから」と言われたほうが逆にやる気がでて燃えるタイプなので負のエネルギーを利用していることは私も教授も同じなんだと思って、面白かったです。自分のやりたいことを極めることの大切さを知ることができました。
・工学部や理学部は医療系の学部を目指している私には関係ないと思っていました。でも、医療工学など意外と医療とも関係か深いことが分かりました。学部によって違うのではなく、いろんなことが関係していると感じました。
・工学部の教授の方々がしている国内最先端の様々な研究について知ることができた。発見だけで終わるのではなく社会にとって利益になるように発展させることが大切だというお話に納得した。
・私は工学部という学部についてよく分からない状態だったが、今回の講演で色々な分野があると言うことが分かった。また、研究ということについて、研究は自分が調べたいことを調べるだけ、というものだと思っていたが、調べてそこから社会に繋げることができるということを知れて、日々の好奇心がやがて何かに繋がるのだろうと感じた。
・日本の借金1000兆円を返済するときに宇宙空間の物質を用いるというアイディアのすごさに驚きました。工学部は発見した事実や技術を日常に使っていく学部だと聞いて、やりがいのありそうな学部だと思いました。実際にその技術が世間で当たり前のように使われて、今の地球をより良くすることであればすばらしいと感じました。私もそのような研究をしたいので、頑張って勉強しようと思います。
・ゲルが止血剤や癒着を剥がす薬になるという研究に興味を持った。東大は研究をするのに適した場所なのだと改めて感じた。色々な研究が行われていて面白いなと思った。
・工学部とその他の学部の比較や社会問題との関わりを通して工学部はとても幅広いものだと感じた。東大を強く勧めていたのが印象的で少し東大を身近に感じることができた。
・「東京大学にいる自分しか想像できなかった。」とおっしゃっていた事が非常に印象深い。私は自分の将来をそこまで想像できていないので、自分とは違うものを感じた。そしてその夢がブレることなく実現まで持っていける強さが素晴らしいと思った。
東京大学メタバース工学部のWebサイトにも、今日の本校での東京大学工学部講演会の様子が掲載されていますので、そちらも御覧ください。