【中等部】4月の給食
本校中等部で4月に実施した給食をご紹介します。
<給食献立予定表>
<給食便り>
4月9日(火)【給食開始】
「ハンバーグカレー 牛乳 彩りサラダ お祝いゼリー」
今年度の給食がスタートしました。
入学したばかりの1年生は、少し緊張した面持ちでしたが、ワクワクした表情も見られ、新しいクラスの仲間と協力して、丁寧に給食準備を進めていました。2・3年生は慣れた様子で準備をササッと進め、さすが上級生!と感心しました。
今年度も、給食が生徒のみなさんの心身の発達を助け、「食」を学べる機会となるよう、給食室メンバー一同、心を込めて頑張ります。
この日は豪華なハンバーグカレーと、花の形のホイップクリームが乗ったいちごゼリーで、新入生のみなさんを歓迎しました。
4月11日(木)
「野菜しょう油ラーメン 牛乳 小松菜と鶏ささみの中華和え フルーツ杏仁」
ラーメンなどのめん類は、生徒に人気があります。にんにく・生姜でしっかりと下味を付けた豚肉を、人参、もやし、コーン、キャベツなどのたっぷりの野菜と一緒に炒め、鶏がらだしの効いたスープに仕上げています。生徒たちは、大きな丼に入ったラーメンスープに、袋に入っためんを各自で入れ、スープとよくからませながら食べていました。
「小松菜と鶏ささみの中華和え」はごまとごま油を使って香ばしく仕上げました。鶏ささみを加えることで、小松菜の青臭さを緩和し、食べやすくしています。
4月12日(金)【創立記念日メニュー】
「赤飯 牛乳 すまし汁 かつおフライ 筑前煮」
4月13日は本校の創立記念日です。当日、生徒は休みのため、前日に創立記念日メニューを実施しました。
お祝い事の際に食べられる「赤飯」は、精白米にもち米を混ぜてふっくらと炊き上げました。
また、「すまし汁」は、昆布とかつお節でじっくりとだしを取り、薄口しょうゆと食塩で丁寧に仕上げました。昆布から出るうま味成分「グルタミン酸」とかつお節から出るうま味成分「イノシン酸」の相乗効果により、強いうま味のあるすまし汁となり、生徒や先生方からも好評でした。すまし汁には、「祝」の文字が入ったなるとを浮かべました。
本校は今年、創立62周年を迎えました。
4月15日(月)
「麦ご飯 牛乳 わかめスープ プルコギ ほうれん草のナムル マスカットゼリー」
「プルコギ」は、韓国の言葉で「焼き肉」という意味があります。甘辛のタレにつけ込んだ肉を野菜と一緒に炒めるので、日本の料理でいうと焼き肉よりもすき焼きに近い料理です。給食では、おろしニンニクでしっかりと下味をつけた豚バラ肉と豚モモ肉を、玉ねぎ、干ししいたけ、ピーマン、黄パプリカ、にんじん、もやしなどの野菜と一緒に炒めました。プルコギは肉だけでなく、野菜もたくさん摂ることができるので、おすすめです。ご飯によく合う一品となりました。
麦ご飯は、秋田県産米に押麦を混ぜて炊いています。ふんわりとしたご飯の中に、ぷちぷちとした押麦の食感を楽しむことができます。押し麦を混ぜて炊くことで、食物繊維やビタミン、ミネラルが強化されます。
4月16日(火)
「米粉パン 牛乳 県産ブルーベリージャム クリームシチュー 秋田みどり大豆コロッケ カラフルサラダ」
秋田県の品種「あきたみどり」という青大豆を使ったコロッケを提供しました。じゃが芋は一切入っておらず、あきたみどりをメインとしたコロッケで、その自然な甘さが感じられる一品でした。給食では、あきたみどりの甘さをダイレクトに感じてもらうため、ソースをかけず、そのままで提供しました。
米粉パンには、秋田県産米粉が30%練り込まれており、もちもちとした食感が特徴です。秋田県産のブルーベリーを使ったジャムをつけていただきました。
4月19日(金)【あきたday】
「ご飯 牛乳 男鹿産めかぶのみそ汁 県産豚肉のりんご生姜焼き ふきとぜんまいの煮物」
毎月19日は「食育の日」です。本校ではこの日を「あきたday」と称し、秋田県産の食材や料理を豊富に用いた給食を実施しています。
今回は、秋田県産「秋のきらめき」と「めんこいな」をブレンドした米を炊いた「ご飯」と男鹿産のめかぶを使った「男鹿産めかぶのみそ汁」、秋田県産豚肉とすりおろしたりんごを使用した「県産豚肉のりんご生姜焼き」、秋田県産のふきを使用した「ふきとぜんまいの煮物」を実施しました。
実際に味わいながら、ふるさとの食や文化を学べる機会となるよう、今年度も様々な料理の提供に努めます。
4月23日(火)「世界の料理:ドイツ編」
「食パン 牛乳 アイントプフ チキンシュニッツェル ザワークラウト風サラダ」
事前に配付した献立表には、この日の献立名に「コッペパン」との記載がありましたが、正しくは「食パン」でした。大変失礼しました。
ドイツ料理として、「アイントプフ」、「チキンシュニッツェル」、「ザワークラウト風サラダ」を提供しました。「シュニッツェル」は、日本でいう「とんかつ」です。日本と違う点は、肉をたたいて薄くのばし、衣をつけて揚げ焼きにするという点です。給食では、下味をつけた鶏肉に、パン粉を付けて一枚ずつ揚げました。給食では、トマトケチャップや赤ワインで作った手作りソースをかけていただきました。
「アイントプフ」は、ドイツのごく庶民的な家庭のスープ料理です。ドイツでよく使われる食材のじゃがいも・人参・玉ねぎ・レンズ豆を使用しました。
「ザワークラウト」は、キャベツをごく少量の塩で漬け込んで発酵させるドイツ風漬物ですが、給食では、キャベツ、にんじん、きゅうりなどを茹でて冷まし、酢、砂糖、塩こしょうで味を付けました。
本校では、定期的に世界の料理を提供しています。各国の料理を食べることで、世界の食文化を学び、体験し、グローバルリーダーとしての豊かな国際感覚を育むことを目的としています。
4月25日(木)
「和風スパゲッティ 牛乳 ポテトとウィンナーのスープ ブロッコリーのごまサラダ ヨーグルト」
「和風スパゲッティ」は、始めにニンニク・生姜・鷹の爪をバターで炒めて香りを出し、しいたけ、えのきたけ、しめじの3種のきのこや、野菜類を加えて作るしょうゆベース味のスパゲッティです。調理過程で水は加えていませんが、豊富なきのこ類や玉ねぎ等から出る水分で、旨味たっぷりの汁気のあるソースが出来上がります。汁気がある分、ミートソース等の他の種類のスパゲッティよりも食べやすいため、給食がスタートして間もないこの時期に取り入れました。
4月26日(金)
「麦ご飯 牛乳 新たまねぎのみそ汁 豚肉と大豆の揚げがらめ アーモンド和え」
春の時期に出回る「新たまねぎ」を使ったみそ汁を実施しました。通常のたまねぎは収穫後1カ月ほど乾燥させてから市場に出回りますが、新たまねぎは収穫後すぐに出荷されます。みずみずしく、軟らかいことが特徴で、今回のみそ汁では口に入れた瞬間、ふわっと溶けるような食感を味わうことが出来ました。
クラスに行き、「今日は新たまねぎのみそ汁だよ」と伝えたところ、生徒たちは興味津々の様子で、新たまねぎの特徴を知った後、味わって食べてくれていました。
4月に実施した給食献立の一部をご紹介しました。
本校では今後もおいしい給食の提供に努めて参ります。
来月もどうぞお楽しみに!