【中等部】5月の給食
本校中等部で5月に実施した給食をご紹介します。
<給食献立予定表>
<給食便り>
5月1日(水)
「ドライカレー 牛乳 ハムのマリネ 小魚アーモンド」
GW明け最初の給食はドライカレーでした。ドライカレーにはひき肉の他に玉ねぎ、しめじ、ピーマン、パプリカ、人参、トマト、大豆(細かく砕いたもの)などを使用しているため、1皿で様々な栄養分を補給できます。レモンとマスタードが効いたマリネを一緒にいただきました。
5月9日(木)
「野菜みそラーメン 牛乳 棒ぎょうざ フルーツ白玉」
「野菜みそラーメン」は生徒に人気のメニューです。にんにくと生姜でしっかりと下味を付けた豚肉を、人参、もやし、コーン、キャベツなどのたっぷりの野菜と一緒に炒め、ピリッと唐辛子の効いたみそ味のスープに仕上げています。
厚生労働省が提唱する健康づくりの指標「健康日本21」では、1日の野菜摂取量の目標値を350gとしていますが、この日の献立では、約半分の175gを摂ることができました。ラーメンは、月に一度程の提供なので「この日を待っていました!」と喜ぶ生徒もいました。
5月13日(月)【日本の料理:新潟編】
「タレかつ丼 牛乳 のっぺい汁 ラ・フランスゼリー」
この日は、新潟県の郷土料理の「タレかつ丼」と「のっぺい汁」を提供しました。新潟県では、かつ丼といえば「タレかつ丼」なのだそうです。薄めのとんかつをしょうゆだれにくぐらせ、ご飯に乗せて食べます。昭和時代の初めごろに、洋食のカツレツをもとに考えられたそうです。給食では、少し肉厚の豚ヒレ肉を使ったタレかつ丼になりました。
「のっぺい汁」は、根菜がたくさん入った汁物で、里芋でとろみをつけるのが特徴です。しょう油、酒、みりんをベースに昆布だしを加えて味付けするため、優しい味わいになりました。この日の残食はとても少なかったです。
5月17日(金)【あきたday】
「ご飯 牛乳 あきたどっさりハンバーグトマトソース 県産アスパラガスのサラダ 県産小松菜のみそ汁」
この日は、秋田県産の小松菜を使った「小松菜のみそ汁」、県産豚と米粉を使った「あきたどっさりハンバーグトマトソース」、北秋田市産のアスパラガスを使った「アスパラガスのサラダ」を提供しました。
アスパラガスは、カロテンやビタミンC、E、B群が多い緑黄色野菜です。 疲労回復やスタミナ増強に効果のあるアミノ酸の一種、アスパラギン酸も多く含まれています。やわらかくて甘く、太くて美味しい旬のアスパラガスを存分に味わいました。
給食時間中に、クラスに出向き、生徒にこの日に納品されたアスパラガスを大根と比較して見せたところ、その大きさに驚いていました。
5月21日(火)【世界の料理:アメリカ編】
「コッペパン 牛乳 チョコレートクリーム チキンスープ マカロニ&チーズ チョップドサラダ」
本校のALT(外国語指導助手)のクリストファー先生の出身国、アメリカの料理を提供しました。「マカロニ&チーズ」という料理は、実際にクリストファー先生からいただいたレシピをもとに作りました。「マカロニ&チーズ」は、アメリカの学校の食堂メニューには必ずと言っていいほど入っており、子どもに特に人気だそうです。ゆでたマカロニに濃厚なチーズソースをからめていただきました。この日、生徒に配付した料理紹介の資料に、「マカロニ&チーズ」のレシピを英語で掲載しました。
5月23日(木)
「スパゲッティミートソース 牛乳 オニオンスープ イタリアンサラダ 米粉のももタルト」
スパゲッティミートソースは、豚ひき肉、鶏ひき肉、玉ねぎ、にんじん、ピーマン、クラッシュ大豆、セロリ、にんにく、生姜を使用した、具だくさんのミートソースをスパゲティに和えました。生徒に人気の献立です。旬の新玉ねぎを使ったオニオンスープは、よく炒めた新玉ねぎの甘さが際立つ春らしいスープになりました。
5月28日(火)
「手作りピザトースト 牛乳 ポトフ風スープ ヤングコーンのサラダ ココアババロア」
「手作りピザトースト」は南高中等部の給食が始まって以来、不動の人気ナンバーワンメニューです。入学してきたばかりの1年生もこの日を楽しみにしていたようでした。この日は調理員さんも、いつも以上に気合いを入れるとともに、たっぷりの愛情を込めて作ってくれました。
下記に調理の様子をご紹介します。
回転釜で玉ねぎ、ベーコン、トマト、ピーマンを炒め、調味料を加えてピザソースを作ります。
食パンを並べます。
先ほどのピザソースを塗り、上にチーズをトッピングします。
オーブンで焼き上げます。
出来上がり!
とっても良い香りがして、まるでパン屋にいるような気分になります。
5月31日(金)【1年生国語コラボ給食「ダイコンは大きな根?」】
「菜飯 牛乳 大根のみそ汁 鶏つくね 大根おろしソース 野菜のごまマヨ和え メロンゼリー」
1年生の国語で学習する「ダイコンは大きな根?」にちなみ、大根の様々な部位を使った大根づくしの献立を提供しました。ダイコンは胚軸と根でできていて、胚軸は青くつるつるした上の部分で水分が多く、甘みがあります。根はぼこぼこした下の部分で、辛みがあるのが特徴です。
「菜飯」には大根の葉を混ぜ込みました。大根の葉には、カルシウムや鉄、ビタミンAなどの栄養素が豊富に含まれています。「鶏つくね 大根おろしソース」には、鶏つくねに、大根おろしを使ったしょうゆベースのソースをかけました。
みそ汁と和え物については、大根を部位別に調理し、味比べをしてみました。「大根のみそ汁」には、水分が多く、甘みのある大根の上部と、やわらかく甘みと辛みのバランスがよい中部を使いました。大根の甘さが感じられるみそ汁になり、生徒たちも「みそ汁に入っている大根は甘く感じる」といった感想をくれました。
また、「野菜のごまマヨ和え」には、水分が少なく、辛みの強い下部の大根を使いました。給食では大根をゆでているので、辛み成分がほとんど抜けてしまい、あまり辛みを感じられませんでしたが、みそ汁用の大根とはまた違う味わいと食感になりました。
5月に実施した給食献立の一部をご紹介しました。
本校では今後もおいしい給食の提供に努めてまいります。来月もどうぞお楽しみに!