木村 達哉 先生をお招きして高1・2進路講演会を行いました。
令和6年12月17日(火)6・7校時、木村 達哉 氏をお招きして、高校1・2年生を対象に進路講演会を行いました。
木村氏は、日本屈指の進学校である灘中・高等学校の元英語教師で、現在も、作家や関西学院大学フェローとして多方面でご活躍されています。また、本校の授業で使用している「夢をかなえる英単語ユメタン」の著者でもあります。

前半は、学習を頑張る意義や生きるということについて、後半は、英単語やリスニングなどの英語学習の仕方について、ユーモアを交えながら熱心にお話いただきました。



本講演会を通して、学習のモチベーションが高まっただけでなく、自分の進路や生き方を見つめる機会にもなったのではないでしょうか。
一部ですが、生徒の感想を紹介します。
「授業→復習→自習→質問→自習→質問の流れを繰り返すことが大切だと学んだ。自分のレベルを上げることで、お金を貰えるだけでなく、人を笑顔にできることに気づいた。勉強することへの意識が上がった。」
「勉強が自分の幸せ(お金)のためだけではなく、人を笑顔にするためだと聞いてとても納得しました。私がよく聴く音楽も好きな漫画も全部作った人が勉強を重ねたことで出来上がったものだと気づきました。勉強に対するモチベーションが下がったとき、将来の自分のために頑張ることができるよう、人生プランを明確にしたいと思います。」
「なぜ勉強するのかについて深く考えさせられました。将来自分のやりたいことをやって生活していくには、その業界で必要とされる人材にならなければいけなくて、そのためには高校生のうちの自習に力を入れるべきだとよく分かりました。今まで聴いた中で1番面白くて興味深かったです。」
「『お金のために働くのではなく、誰かのありがとうのために働く』という言葉が印象に残った。これまで南高で講演をしてくださった方の中で一番話が面白かった。こんなに楽しそうに生きている大人は初めて見たし、自分もそうなりたいと思った。」
「勉強は他人を笑顔にするものだという考え方が私にはないもので、新鮮な味方に驚きました。同時に気づいたのですが、勉強のモチベーションを上げるためには具体的な点数や志望校について考えるというよりも、勉強に関する目に見えないメリットを知るほうが私にとってはモチベーションに繋がるとわかりました。楽しいトークで2時間飽きずに拝聴させていただきました。貴重なお話をありがとうございました。」

講師を務めてくださった木村先生、誠にありがとうございました。
なお、木村先生のHPでも今回の講演会の内容をご覧になれます。