高1探究活動講座および進路ガイダンスを行いました。
令和7年3月12日(水)5校時、高校1年生を対象に、国際探究の時間に「みちのくイノベーターズライブラリー」活用講座を行いました。

2年次から始まる総合探究・学術探究に向けて、株式会社オーナー 代表取締役社長 佐々木敦斗 氏を講師にお招きし、これからの社会の変化やその中で求められることをお話しいただきました。春からの探究活動で、テーマ設定につながるヒントを見つけ出すことがねらいです。
1年B組教室から、高1各教室にリモート配信する形で行いました。
オンライン教材「みちのくイノベーターズライブラリー」を、生徒各自がChromebook端末を使用して閲覧し、さまざまな研究者の研究にふれ、探究テーマのヒントを得るとともに、進路についても考える機会とすることができました。
佐々木先生は、生徒たちのワークの状況を観察しながら、アドバイスもしてくれました。

6校時には、第一体育館に移動して、進路ガイダンスを実施しました。
佐々木先生には引き続き講師をお務めいただきました。

この時間は、大学進学後に研究したいことについて考え、進学に向けた準備をするとともに、今後の探究活動にも活かすようにすることと、アイデアを実社会で実現する方法や、「起業」という選択肢を知ることがねらいです。
先生には、ご自身が高校生のときに活用した手帳を持参していただき、それを参考にした将来設計のヒントを教えていただきました。
活動後に生徒の皆さんが書いた振り返り記述の一部を紹介します。
・勉強する意味をもっと自分で考えたいと思いました。探究したいことは自分の「知っている」範囲のなかにあるとわかりました。したがって、知っていることを増やして自分の探究したいことをどんどん見つけていきたいと思いました。
・みちのくイノベーターズライブラリーには興味深い記事がたくさんあった。このようなツールも有効に利用すればよいということを知ることができたので、時間がある時に他の記事もしっかり読んでみたい。
・様々な方の記事を読むことで多くの学びがありました。特に、人は価値のあるものを評価するので、自分の好きなことの価値をわかってくれる人を見つけることが大切だとわかりました。
・探究活動は、変化の激しい世界を生き抜くための考え方である、という先生の言葉から、探究に対する自分の考え方が変わったと思います。探究活動を行う意義などを改めて知ることで、来年への探究活動に対するモチベーションを向上させることができ、とても良い時間であったと感じました。
・進路ガイダンスは、まだ完全に進路を決めていない私にとってとても有意義な講座だったと思います。自分が望む道に行けるよう、後悔しない学習を進めていきたいです。
・佐々木先生が手帳の活用についてお話されていたのが印象深かったです。受験当日に勉強の記録を書き込んだ手帳を持ち込んで自信をつけたというお話が面白かったです。私も勉強しているはずなのに自分に自信を持てないことが多々あるので、手帳に勉強の記録をして見返すことができるようにするのは良いことだと思いました。
・私は南高手帳をこの1年愛用してきたので、佐々木さんがおっしゃっていることがよくわかりました。私は計画を立てるのが好きなので、手帳を活用しました。何事も自分に合ったやり方を見つけることが大事だと思います。そのためにいろいろな方法を試したいです。
・難しい問題に一生懸命取り組むだけでなく日々の学習の積み重ねが自分の実力として現れるということを感じた。小テストだからといって手を抜くのではなくそこでいかに自分の力をつけることができるかが重要だということを学んだ。
・日々の学習の時間の中で勉強も大事だが、その勉強をする意味や目標の設定の仕方や日々勉強に関する記録を残しておくことの大切さなどもっと自分の生活の中で改善できる部分があると感じたため、その点をこれから実行して行きたいと思った。
・進路に関してより考えるきっかけになった。後悔のない選択は難しいかもしれないけれど、もっと自己理解を深めていい選択ができるようにしたい。
生徒にとって、多くの学びがあった講座・ガイダンスとなりました。
佐々木先生、誠にありがとうございました。