高2「学術探究」公開成果発表会を行いました。
10月29日(木)、秋田県児童会館けやきシアターにて、高校2年の学術探究コース「学術探究」公開成果発表会を行いました。
本校は昨年度までの5年間、文部科学省「スーパーグローバルハイスクール」指定校として、グローバルリーダーの育成を目指す探究活動を推進してまいりましたが、指定終了後の今年度からは、独自の探究活動として、高校2年生から「学術探究コース」と「総合探究コース」の2つの新たな探究活動を行っております。
このうち、「学術探究コース」では、高2の1クラスを対象に、社会や学術の諸課題について自らテーマを設定し、主体的・協働的に解決に取り組むグループ探究活動を行っています。
そしてこのたび、これまでの探究活動の成果を、英語でプレゼンテーション発表する「公開成果発表会」を行いました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、当日は参観者の手指消毒やマスク着用など、感染対策を行って実施しました。
発表を行ったのは、高2学術探究コースの7グループ。今年度はコロナ禍でフィールドワークなどの調査活動や、外部機関との連携も十分にできない状況のなかではありましたが、それぞれのテーマについてのこれまでの調査内容や自分たちなりの解決策を発表しました。
司会や発表前の説明など、進行も生徒自身が行いました。
今年はなんと、オープニングのBGMまで生徒が作曲しました。
発表グループと、タイトルは以下の通りです。
2班 笛木悠慎、岸佳美、塚本美優、大野智紗都
「秋田のセイヨウタンポポの生存戦略について」
A Survival Strategy of Western Dandelion in Akita
5班 小野愛実、小野佑真、渋谷未璃亜、中川柚季、松塚乃愛、三浦萌花、梁田侑花
「避難所のエコノミークラス症候群を食事で予防する」
Preventing "Economy Class Syndrome"
4班 下田楓大、伊藤信太朗、小野寺玲旺、鈴木若菜、田中大翔、湊玲遠、末田詩織
「秋田市の高齢者福祉の実態と総合福祉シティの提案」
Creating a Total-Welfare City of Akita
6班 夏井慎ノ介、菊地まゆか、佐藤柊瑠、佐野陽祐、高橋乃愛
「家族で旅して秋田を豊かに」
Developing Akita with Tourism in the Prefecture
7班 佐藤萌香、佐々木千寿、佐々木直哉、佐藤さくら、仲谷杏太、野口華
「オンライン授業と対面授業を組み合わせた新しい授業スタイルを提案する」
Learning with Online Classes
1班 斎藤琉那、織田真乃、加藤弥希、佐藤玲良、成田雪乃、山正向菜子
「ハチ毒の可能性」
On the Potential of Bee Venom
3班 森川隼斗、鈴木望翔、藤原莞人、元木陸人、吉田莉衣奈
「ワイヤレス充電で快適なドライブを」
Color Your Drive with Wireless Charging
各グループの発表ぶりは、堂々としたもの。
スライドに動画を盛り込んだり、身振り手振りを交えたり、工夫を凝らした発表の数々に、参観者からは賞賛の声が上がりました。
客席には、本校中等部3年生から高校2年生までの生徒が参加。
英語での発表に対し、やはり英語で質問に挑戦しました。
中等部の生徒も熱心に参加し、積極的に質問の手を上げて、質疑応答は非常に盛り上がりました。質疑応答の時間が足りず、観客席からは質問できずに残念がる声も上がるほどでした。
審査員を務めていただいたのは、以下の方々です。
秋田県立大学 生物資源科学部 准教授 小峰 正史 氏
国際教養大学 国際教養学部 准教授 名取 洋司 氏
秋田県教育委員会高校教育課 指導主事 青山 博輝 氏
デポー大学3年生(本校OB) 原田 雄生 氏
本校校長 眞壁 聡子
審査結果は以下の通りです。
最優秀賞 6班「家族で旅して秋田を豊かに」
優秀賞 4班「秋田市の高齢者福祉の実態と総合福祉シティの提案」
第3位 3班「ワイヤレス充電で快適なドライブを」
閉会行事では、審査員の小峰先生、名取先生からご講評をいただきました。
今回は、リモートでも参観いただけるよう、オンラインでの動画生配信も行いました。
参観いただいた皆さま、誠にありがとうございました。