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(旧)探究部国際教育班

アジアユースリーダーズ2019 レポートVol.5「スーパーでの調査活動に挑戦しています」


アジアユースリーダーズ2019レポート第5弾です。 5日目は朝から土砂降り。 南北に細長いベトナムですが、首都ハノイは亜熱帯に位置していて、今は雨期の真っ最中。激しい雨が頻繁に降ります。 今日の活動場所はイオンモール。 午前中の最初は、イオンの企業理念や経営についての説明。

地球環境に配慮した活動も行っています。

その後、午後の調査活動の準備を行いました。 イオンのスーパーに来ているお客さんにインタビューする調査活動です。今回の活動のゴールである「食と健康に対する提言」をするための情報を集めなければなりません。 しかし、スーパーのお客さんはベトナム人。英語が通じない人もたくさんいます。各チームにベトナム人の高校生は1人しか入っていません。各グループの工夫が問われます。

問題解決の実践が盛りだくさん!

でも、まずは、その前に腹ごしらえを。

イオンモールのフードコートで生春巻きとフォーを注文しました。

生春巻きは一本26,000ドン。日本円で約130円。 フォーは65,000ドン。日本円で約325円です。

午後からは、いよいよ調査活動開始。

早速、ベトナム人の学生にインタビューします。 が、やはり英語が通じないため、ベトナム語での回答をスマホで録音し、後でチームのベトナム人に翻訳してもらいます。

こちらも、あらかじめ準備していたベトナム語のアンケートを見せてのインタビュー。

店内で英語を話せる人の割合は1割ほどでした。 店員も英語が通じず、身振り手振りでのコミュニケーションをせざるを得ませんでした。

英語を話せるのは若者が多かったようです。

みんなでインタビューの結果を持ち寄り、報告し合います。

ベトナムの食事情、健康についての意識など、うまく調べることができたでしょうか。

そして、夕食は、ベトナムフレンチ。 ベトナムはフランスの植民地だった歴史から、フランス料理も有名です。

日本語で「いただきます!」 とってもおいしく頂きました。

さて、ここで少し、ベトナムでの生活の様子を紹介します。 私たちが宿泊しているのは、国際会議でも頻繁に利用されるというハノイ市内の5つ星ホテル。

今年2月の米朝首脳会談の際には、金正恩氏も宿泊したのだそうです。

ロビーには、このホテルを訪れた各国要人の写真がたくさん掲げられていました。

ホテルの従業員の方は、民族衣装のアオザイ姿。美しい!

これは、レストランで見たトイレの注意書きです。4か国語で書いてあります。 日本語訳にちょっとびっくり。

こちらはベトナムドン紙幣。

肖像はすべて、植民地時代からベトナム戦争まで、ベトナム革命を指導した建国の父、ホー・チ・ミンです。 為替レートはおおよそ1ドン=0.005円。20,000ドンで約100円ということになりますね。

ハノイ市内の町並みです。日本製品のお店がありました。

ラッシュアワーの様子。すごい数のスクーター!

ベトナムでは、車は税金が高く、高級品なのだそうです。 さらに、50ccのスクーターは運転免許が不要なのだそう。びっくりしてしまいますが、市民の日常の足になっているのですね。

さて、プログラムも残すところ、実質あと2日です。 慣れてきたこともあってか、各グループではメンバー同士で主張を述べ合うようになり、互いに意見が合わない場面なども出てきたようです。 様々なバックグラウンドを持つ、考え方も振る舞いも違う多様な人たちが入り混じるグループです。 プログラムの課題だけでなく、様々な問題解決にも取り組んでいかなければなりません。まさにグローバルリーダーとしての資質が問われる、頑張りどころです。 最終発表まであと2日。 明日は、1日中グループでディスカッションを進める予定。 長い一日になりそうです。

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