[SGH]秋田駅で、国連WFPの募金ボランティアを行いました。
6月24日(日)、本校有志生徒が、JR秋田駅 東西自由連絡通路「ぽぽろーど」にて、募金ボランティア活動を行いました。
この募金活動は、SGH活動を通して学んだ、国連WFPの食糧支援活動の一環として、生徒たち自身の発案で実施することとなったものです。
実施に至る経緯について詳しくは、こちらの記事をごらんください。
当日、有志生徒の呼びかけに応えて集まった生徒は、中等部1年から高校3年まで総計、61名。
午前・午後の2班に分かれて、3時間ずつ、2か所で募金を呼びかけました。
たくさんの人で賑わう日曜日の駅前。募金活動は初めて、という生徒がほとんどでしたが、大きな声を上げ、チラシを配りながら、飢餓に苦しむ人たちへの支援を訴えました。
世界ではまだ、貧困や紛争、災害などによって、8億人を超える人たちが、満足に食べるもののない、飢餓状態にあります。
なかでも、子どもたちの状況は深刻です。食事の量が足りなかったり、質が悪かったりすると、健康状態が悪化するだけでなく、将来にわたって、教育や雇用など他の多くの開発分野の進展にも影響が出ることになるのです。
こうした飢餓地域に、栄養状態の改善や学校給食の提供などを行っているのが、国連の食糧支援機関であるWFP(World Food Programme,世界食糧機関)です。
WFPは2016年の1年間で、69か国で学校給食支援を実施し、60か国の1640万人に直接、学校給食を提供しました。今回、募金いただいたお金は、こうした給食支援をはじめとする食糧支援活動に使われます。
たくさんの方々が足を止め、募金に協力してくださいました。
中には、励ましの言葉や、差し入れをくださった方まで。
たくさんの方々の善意に、生徒たちの心も温かくなります。
翌日、生徒たちが集計したところ、236,867円もの募金が集まりました。
このお金は、後ほど、WFP日本協会に送らせていただき、国連WFP食糧支援活動に使わせていただきます。ご協力してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
なお、来たる7/1(日)に本校で行われる秋南祭の一般公開においても、同様の募金活動を行う予定です。
ぜひ、ご協力をお願いいたします。