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  • 国際教育部

Asia Youth Leaders 2020 Online に参加しました。

12月17日(木)~19日(土)にオンラインで行われた「アジアユースリーダーズ2020」に、本校の高校2年生3名が参加しました。


この「アジアユースリーダーズ」は、公益財団法人イオン1%クラブの主催する高校生交流事業のひとつです。

イオン1%クラブはイオングループの主要企業が設立したもので、グループの利益の1%にあたる額を拠出して、「次代を担う青少年の健全な育成」、「諸外国との友好親善の促進」など社会貢献のために活動しています。


そうした事業の中でもこの「アジアユースリーダーズ」は、毎年アジア9か国(日本・中国・タイ・マレーシア・ベトナム・インドネシア・ミャンマー・ラオス・カンボジア)の高校生が一堂に会し、開催地域の社会問題をテーマにしたディスカッションを行って、価値観の多様性を学ぶと共に、テーマに関する改善・解決策を提案するというプログラムです。


今年度は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンラインでの開催となりました。

今回、日本からは全国から7校が選ばれ、21名の高校生が参加します。

本校は3年連続で参加校に選抜されました。


今年度の本校参加生徒3名は、校内選別をへて代表に選ばれました。

参加生徒は、寶田真悠さん、小野愛実さん、佐藤さくらさんの3名です。

本校の、そして日本の代表として、アジアの高校生総勢77名による交流プログラムに臨みます。


オンライン開催ということで、Web会議ツールのZoomを使って各国の高校生たちと交流します。

それぞれ国籍の違う生徒7~8名からなるグループに分かれてディスカッションやプレゼンテーション作成の活動に取り組みました。


今回、生徒たちが取り組むテーマは、「コロナ禍に伴う学校教育上の課題と改善点・打開策」。

新型コロナウイルス感染症拡大により、生活していく上で人として本来の行動様式が制限され、変化しているなか、教育面において起こっている問題に焦点を当て、各チームが議論し改善点・打開策を提案するというものです。


感染状況や対策方法などは、国によって現状が異なります。

生徒たちは互いの状況を伝え合いながら、共通の課題を見いだし、解決策を考えていました。


もちろん使用言語は、すべて英語。

国や地域によって発音やアクセントに癖があり、うまく聞き取れないことも。

Zoomだけでは伝わらない部分は、メールやSNSも駆使してやり取りします。


プログラム中には、大学の教員や国際的な企業の代表者などの講義もあり、多様な学びがあります。


必死にメモをとりながら、要点をまとめます。


そして、グループで解決策をまとめ、プレゼンテーション資料を作成。

ふだんの探究活動での経験が生きています。


そして最終日、いよいよ発表です。



オンラインでのプレゼンテーションは、実際のものとはまた違った緊張感ですが、チームのメンバーと分担しながらやり遂げました。


各グループの発表概要です。

小野愛実さんのTeam A。


寶田真悠さんのTeam E。


佐藤さくらさんのTeam H。


今回は、オンライン発表ということで、審査や表彰は行われませんでしたが、各チームともこの短期間に作り上げたとは思えない、素晴らしい出来栄えのプレゼンテーションばかりでした。


最後に、すべての参加生徒に、修了証が授与されました。


Zoom上でも記念撮影。


今回のプログラムは、コロナ禍によってオンラインでの開催となり、実際に他国の高校生と顔を合わせて交流することはできませんでした。

話合いに時間がかかったり、タイムラグや通信トラブルがあったりするなど、オンラインならではの難しさもあって苦労した部分もありますが、オンラインという手段を用いることによって、距離や時差を越えたコミュニケーションが容易にでき、新たな形の国際交流を体験することができました。


プログラム終了後も、Zoomのチャット画面は、参加した生徒たちが別れを惜しむコメントがずっと続いていました。


今回のプログラムは、生徒たちにとって貴重な経験となり、また大きな成長の糧となったことと思います。このプログラムに参加した生徒たちが、この経験をそれぞれの学びに活かしながら、アジアの各地域において、グローバルリーダーとしてこれからも成長していくことを願っています。


参加した生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。




AYL 2020 報告書 JPN 210105
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