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  • 教育情報部

「秋田南エンパワーメントプログラム」レポート(最終日)

8月10日(水)、4日間にわたって行ってきた国際教育研修「秋田南エンパワーメントプログラム」も、いよいよ最終日を迎えました。



まずはウォームアップ。ジェスチャーゲームで盛り上がりました。



最初のクラスは、Diversity Society について学びました。


SDGsにもある、多様性を認め合う社会の実現に向けて、世界の実態について、グループリーダーたちから各国の実状や課題を学びます。



そして、グループでのプロジェクトとして、ダイバーシティ社会の理想の国をつくるグループワークを行いました。国名、国旗、そして憲法を制定します。



難しいテーマですが、英語のディスカッションは、熱のこもった、素晴らしい時間となっています。



そして、グループごとに行った発表は、これまで学んできたプレゼンテーションスキルを活かしたものになりました。





続いてのグループディスカッションのトピックは、「なぜ学ぶのか」。

今まさに中学校・高校で学んでいる生徒たちですが、グループリーダーたちが語る彼らの高校時代の生活、そして大学での学びについて聞きながら、学ぶ意義について考えました。





現役大学院生であるグループリーダーたちの語る大学での生活は、生徒たちにとっても興味深いものばかり。自分自身の進路についても考えを深めることにつなげていたようです。



そして、午後からは、Final Presentation に向けた準備です。

このFinal Presentationでは、プログラムのまとめとして、3つのトピックについて参加生徒全員が、一人ずつ、プレゼンテーションします。

トピックは、「このプログラムを通して得たこと」、「プログラムを通して何が変わったか」、そして、「自分自身のゴールについて」です。


これまで学んできたことを踏まえ、またグループリーダーのアドバイスをもらいながら、よりよいプレゼンテーションを目指して、練習を重ねます。





そして、いよいよ発表の時。


それぞれ、堂々としたプレゼンテーションを披露し、このプログラムで学んだ成果を見せてくれました。








プレゼンテーションが終わって、ほっと一息。

グループリーダーたちと、お互いの国の文化や風習、趣味の話などを語らいます。






そして、クロージングセレモニー。


4日間、指導していただいたファシリテーター、グループリーダーの皆さんから、生徒たちに温かいメッセージが贈られました。










そして、グループリーダーたちから生徒たち全員に、修了証が手渡されました。




グループごとに記念撮影。








これでプログラム終了となるのが、名残惜しいです。


最後にグループリーダーやファシリテーターのJason先生に、2人の生徒から感謝のメッセージが述べられました。

"Thank you so much for 4 days. We really enjoyed this program. And we had a really good time."

"I was a nervous at first. But you encouraged me, so I had a really good time. Thank you for 4 days!"


このプログラムを通して、生徒たちには間違いなく大きな成長があったようです。

プログラムを担当してくださった皆様、本当にありがとうございました。



プログラム全体を通しての生徒の振り返りの一部を紹介します。


「本当にあっという間の4日間だったけれど、ものすごく成長できた4日間だったと思う。最後のプレゼンテーションでは、初日の私からは考えられないほど、自信をもって話せるようになっていて、自分でも驚いた。また、プレゼンだけでなくディスカッションやプロジェクトに積極的に参加できるようになったことも大きな成長だと思う。この経験をいつも心に留めておきたいと思った。参加して良かったと心から感じた。」


「友達にも『変わったね』って言われたのですが、4日間で、自分自身に変化があったと思います。私は英語を話すこと、聞き取ることについてあまり自信がなく、英語に対して消極的な姿勢でいました。日常生活においても、失敗を恐れて行動に移せないことが多かったです。ですが、今回のプログラムを通して、自分の英語力が上がったことはもちろん、伝えたいことを完璧な英語じゃなくとも頑張って伝えることの素晴らしさ、友達と会話する事の楽しさを実感する事が出来ました。今回の貴重な経験を活かして、英語で話す機会も、これからの学校生活も、すべてチャレンジ精神で挑んでいきたいです。本当に参加して良かったと思いました!」


「一番印象に残っているのは自分が伝えたいことが相手に伝わった時の達成感です。話せたという経験は大きな自信につながりました。またポジティブシンキング、アイデンティティ、教育、ダイバーシティなどについてのディスカッションを通して、多様な意見を聞くことができ、自分の視野を広げられたと思います。この4日間で得られたことは数え始めるとキリがありません。英語を話す楽しさも実感できましたし、ディスカッションの楽しさにも気付くことができました。この経験をこれからの学校生活でも存分に生かしていきます。」


「本当に充実した4日間でした。英語で話すのは元々好きなので、今回ネイティブの方とたくさんお話出来て本当に嬉しかったです。また留学生の国の言語や文化についても知ることが出来ました。アメリカ英語やイギリス英語だけでない訛りに触れることもできて嬉しかったです。これからもさらに英語の学習をして文法などだけではなく、スピーキングのような技術的なことも磨いていきたいと感じました。とても楽しかったです!」


「全日程を終えて、できるようになったことももちろんあるけれど、できなかったもののほうが多くて、日々の単語テストや英語の勉強不足を痛感した4日間でした。『伝えたい!』という思いがあるからこそ、うまく伝わらないときのもどかしさは、このプログラムでしかこんなに強く感じられなかったと思います。また、逆にうまく伝わったときの嬉しさも大きいもので、最後のプレゼンはその中の最たるものでした。4日間の経験を忘れないようにしたいです。そしてこれをモチベーションにして、日々の英語の勉強をもっと頑張っていきたいと思います。」


「グループリーダーの皆さんと秋田のことを教えたり、出身国のことを教わったり、一緒に写真を撮ったりして積極的に関われたのが嬉しかったです。全員ものすごく優しくて楽しいお友達になりました。ぜひまたこのプログラムに参加して、再会できたら嬉しいです。4日間どこをとっても、今まで経験したことのない、とても素敵で楽しいプログラムでした!本当にありがとうございました!」


「夢ややりたいことなど、自分自身について深く考えることができた4日間でした。普段なかなか話す機会のないテーマな上に、英語で話すなんて、とはじめは不安だったのですが、リーダーの皆さんの夢やチームメンバーと話す中で、あまり気負わずディスカッションできて、自分でもびっくりしました。最後のプレゼンテーションも、メモだけ見て自分の言葉で良い発表をすることができて、『私はやりきったぞ!』という大きな達成感と自信を得ることができました。」


「意識が高い集団の中で自分の力を試すことが出来たとてもいい機会でした。年は下でも分からないところは聞くことを躊躇わずに、また自分の意見を伝えるということがグループ活動においていかに必要かが身に染み、大きく自分の殻を破ることが出来ました。たった4日間でしたが継続して何かを続けること、準備を怠らずに行動することは自分の自信と成功に繋がると感じました。また、これからの人生で、英語に関わっていたいと思うようになりました。またこのようなプログラムがあればぜひ参加したいです。最高の4日間でした!」


「今までは、周りから質問が出ないときに聞きたいことがあっても少し遠慮してしまう自分がいたが、今回のプログラムでは、『せっかく参加しているのだから、みんなが聞かないのなら私が聞く!』というスタンスで積極的にコミュニケーションをとることができたので良かったと思う。また、このプロジェクトでは、ディスカッションやプレゼンテーションのテーマがどれも興味深く、ためになるものばかりで、考えや視野を広げるトレーニングにもなったと思う。何より、このプログラムを通して英語への自信が高まった。最後のお別れの挨拶のときも自然と手が挙がった。自分の成長が感じられて少し嬉しかった。」


「ディスカッションの内容もとても興味深く、自分のアイデンティティやポジティブシンキングについて深く考えることは、自分自身や自分の将来を見つめ直す良い機会になった。その他にも、用意された正しい答えがあるのではなく、アバウトで大きな問題について、参加者全員で英語を使って話し合うことはとても良い経験だった。このプログラムを通して、これからもっと英語に触れてみたいと思うようになった。私は将来、通訳として、英語などの言語を通じてたくさんの人の役に立ちたいと思っている。このプログラムで得られた素晴らしい経験をこれからの学習や生活に生かしていきたい。」


「様々な国から来た留学生の方や、同じ高校生といろいろコミュニケーションをとるというのは、今まで経験したことないような体験だった。自分の英語を道具として使い、様々なことを考え、話し合い、プレゼンすることを通して自分の将来のなりたい形がよりはっきり見えた。自分は将来国連で働きたいと思っている。様々な価値観の人と共通のゴールへ向かって何かを話し合ったり、協働したりするというこのプログラムでは、自分が将来やりたいことを一足先に体験させてくれたような気がした。また、留学生の方の中にも、将来は国連で働きたいという人が複数いて、将来の自分の姿をイメージできた。」


「このプログラムで、『間違いを恐れないこと』、『Positive Thinkingの大切さ』などの様々な教訓だけでなく、40人以上の仲間や自信も得ることができました。有意義な4日間になったと思います。」


「オリエンテーションの際に担当の方が『あっという間に終わる』と言ってた意味が今なら分かるなという感じがする。これまで外国に留学に行きたいと思いながらも、コロナ禍でなかなか行けずに3年生になって受験を控え、もう無理だと思っていたけれど、このプログラムに参加して、留学とまではいかなくても外国の文化や問題などを知ることができた。日に日に英語が聞き取れるようになっていったし、自分の意見を英語で言うこともできるようになってきたのを実感できた。このプログラムを通して、早く外国に行きたい、どんどん外国の人と話してみたいという思いがさらに強くなった。今年から始まったこのプログラムに参加できて、本当に良かった。お金はかかるけれど、もっと沢山の人に参加してもらいたいと思った。」


「活動を振り返って、グループリーダーの国の文化や考え方など様々なことを知ることができた。今回の経験で最も印象に残っていることは、グループリーダーが言っていた『挑戦し続ける』ということだ。将来はJICAの一員として働くことが夢なので、今回の経験を活かして目標達成のために努力したい。」



多くの生徒が、プログラムを通して自身の成長を強く実感し、将来に向けて目標を再確認できた様子が覗えました。


このたびのプログラムを主催してくださった株式会社アイエスエイ様、グループリーダーの皆様、Jason先生、誠にありがとうございました。また、今回のプログラム実施にあたっては、本校同窓会の皆様より多大なご支援をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。




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